未来のデイリーライフ

ツーリングの備忘録をメインに、自転車や日常の事も書きます

カイザーベルク穂高で贅沢な宿泊を

『カイザーベルク』という、レッドバロン会員の為のバイク乗り向け施設があるのをご存じだろうか

僕はレッドバロンでバイクを買っていないので知らなかったが、レッドバロンで買った知人がその『カイザーベルク』に招待してくれて知った。

まだ全国に数件、それも関西から関東の間にしか無いのだが、中部にはわりと集中しているのでいくつか候補がある。

レッドバロン会員向けた有料の休憩施設みたいなもので、ちょっとしたリゾート地の奥地にあり、バイク乗り向けの設備が整っており、BBQや宿泊が出来る等のサービスが受けられる。

今回はそのうちのひとつ、『カイザーベルク穂高』で宿泊することができたので、その様子を綴ってみようと思う

 

2023年7月22日(土)

岐阜からオール高速で走り続けて朝10時ごろ、道の駅こぶちざわで優雅な朝食を取る

道の駅内のパン屋さんで買ったあんバターサンドと、外の屋台でお姉さんが売っていたオーガニックアイスコーヒー

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長野県も小淵沢まで来ると大分関東の人が多い。と思ったらもう山梨県だった。

通りで中を除いた時に山梨土産が多かったわけだ。個人的によく八ヶ岳まで来る時に見かける地名だから長野県だと思っていた。

そんな小淵沢まで来た理由は、ここが今日の集合場所だから。
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今日一緒にツーリングする職場の同僚が横浜に転勤になってしまって、岐阜と横浜の中間地点あたりを取った結果が小淵沢である。

転勤はついこの間だったので半年も経っていないが、数ヶ月に会うので『ご無沙汰です』

 

今回のツーリングはそんな同僚がレッドバロンで大型バイクにステップアップした際に、『カイザーベルク穂高』で宿泊するのに使える優待券を貰ったので、一緒にどうですかと誘われたのが始まり

カイザーベルク穂高はその名の通り、穂高岳の麓(正確には少し距離があるが)、安曇野市にある会員専用宿泊施設。長野らしく天然温泉のついた中くらいのホテルだ。

優待券はカイザーベルク穂高で使える万円割引券との事で、平日素泊まり1人5000円なので2人まで無料で泊まれてしまう素敵な券なのだ!

それを利用して長野をツーリングする

 

ありがたいことに無料で泊めてもらえる僕は、長野にまだそれほどバイクで来ていない同僚にオススメスポットを紹介していくことにした。

 

と、いっても僕も僕で知っているところだけ行くのは面白くないので、早速初めてのスポットに同僚を連れて行く

道の駅こぶちざわから清里方面に向かう山の中にぽつりとある『八ヶ岳パイ工房』さん

実に直球な名前で目に留まったが、評判も良いらしい

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作りたてのパイが店頭に並んでいるので、最近の暑さを考えるとバイクで立ち寄っても持ち帰りは難しい。とはいえパイ工房なんて岐阜県じゃ見かけないし、パイ好きとしては見逃せなかった。

車3台分しかない駐車場がたまたま全部空いていたのでラッキーだった。

店内にはやはりお土産用のパイでは無く、パンやケーキのように持って帰ってすぐ食べる事を推奨されるタイプのパイが並んでいる。

ついでに言うと思ったよりデカくて、1人で食べるには多そう。そんな大きさなのでリュックに放り込むのも若干気が引ける

とはいえ実に美味しそうで結構悩んだ

悩みに悩み抜いた結果、よくある4分の1カットのアップルパイだけ購入して結局リュックに放り込んでお店を出た。出たタイミングで車がわらわらと集まってきて、実にタイミングがよかったようだ
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買ったパイは次なる目的地『清泉寮ジャージーハット』でジャージー牛バーガーと一緒に食べた

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清泉寮は牧場を見ながら食べるソフトクリームや、フードコートのハンバーガーが美味い。テレビで宣伝されたりなんやりで、関東からの家族連れで土日は混雑するのが玉に瑕

ただそれでもオープンデッキで上手い空気吸いながら食べるグルメは美味いのだァ

先程の八ヶ岳パイ工房のアップルパイは、美味しかったけど、個人的には王滝村の洋菓子屋さんのパイには勝てないなと言う感じ

 

続いて展望に定評のある『平沢峠』

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同僚を感動させられて満足

僕も友達に初めて連れてきてもらって以来気に入って何度も訪れている

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真夏なのもあって雲が多いのはご愛嬌
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続いて『まきば公園』

富士山が見える駐車場のある公園で、特に入場料とかは無く動物が見られる

同僚が『この辺り牧場多いし動物見てみたいよね』と言うので立ち寄ってみた

今回初めて奥の方まで見て回った

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砂利の駐車場から歩いて最初に現れるのは羊さんたち

この時期めちゃくちゃ暑そうなモコモコ具合だけど、人間様のように暑さでだらけることも無く、夢中で草を食んでいる
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人馴れしているのか近づいてくる子達もいる

味変がしたいのか、柵の外に生えている芝ではない雑草をみせるとすごい勢いでねだってきて可愛い
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悪いな羊くん、僕は写真を撮っているから草は持っていないんだ
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次は数匹だけどヤギがいた

羊ほど忙しなくなく、まったりしていた

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中でも高台に陣取っている1匹は微動だにせず、立派なヒゲだけを風になびかせている

ただ痩せているのか高齢なのか、骨ばった胴体に空いているかよくわからない目をしていた

何者ナンジャ
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その先斜面の柵の内側には沢山の影が見えて、そろそろ牛か馬かなと思っていたら人間だった

牧草生える柵の内側には沢山の人間が座っていて何事かと思った。いくら動物いないからって、動物が入るところ開放する!?

と思ったらヤギと羊も入っていて、どうやら0距離で触れ合える場所らしい

おそれを知らぬ子供に追っかけられる羊の群れや、大勢囲まれる1匹のヤギとか、なんともいえない空間になっていた。それでいいのか…
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公園を折り返して帰路に

ポニーのいるエリアについた
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ポニーちゃん、馬と大差ないかと思ってたけど首の長さが全然違うやな
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でも馬らしい知性の高さは感じる。

羊たちと同じく夢中草を食んでいたけど、トリオの一頭は食べるよりも一緒に居たくてついて行っているのが感じられた
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離れた所にいる一頭は、動画で見たことのあるお馬さんがゴロンと寝転んで砂浴びするような動作をしたので感動した。
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牧歌的な雰囲気の癒された所で、カイザーベルクのある安曇野に向かって走り出す

やはりオススメは八ヶ岳エコーライン

 

原村あたりの開けた広大な景色は何度見ても気持ちがいい

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遮るものがなくて暑いはずなのに忘れてしまうような気持ちよさ
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そこから時間があればもう少し走っていたかったけど、チェックインの時間が圧していたのでワープ

途中短い夕立にぶつかって、でも暑すぎてすぐ乾いて、ただ穂高方面も暑い雲に覆われていたので、ホテルの所も降ってるんじゃないかと不安になったけど、何事もなく到着。良かった。

 

カイザーベルク穂高到着

森の洋館のような外見

カイザーベルク琵琶湖に行ったことがある人なら、あぁカイザーベルクだこれ、ってなると思う
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レッドバロン会員=バイク乗りだから当然のように屋内駐車場完備
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工具やエアーもつかいたい放題!

乾燥室もあるから、汗かいたウェアや雨に濡れたブーツも乾かせるし、洗濯機もある
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テルマンというより支配人(とういうか店長と呼ばれていたが)という感じの人に受付してもらい、
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本日のお部屋、シングルルーム。広い!ユニットバスはないけどトイレと洗面台はついてる。
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で、ここからが本題だが、以下の写真のメニューがカイザーベルク穂高特製『ステーキディナーセット(¥5500)』である。

ワインは店長の奢りということで、泊まって夕食つけた人にはおそらく全員に振る舞われると思われる(グループ客には全員とはいかないようだったけど)

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夕食が5500円。恐ろしくいい値段してる。

メニューは他にもあるが、和食セットで3000円、エビフライ膳で2000円、ハンバーグセットで1500円、単品のスパゲッティで800円である。

全体的に外で済ませばもっと安くできる価格ではあるのだが、にしてもステーキといえどやたらと跳ね上がる。

ので、いったい何が出てくるのか気になって頼んでみた(宿泊費用はタダなので)

 

結果、確かに美味い。美味いがちょっと物足りない(量が)。

サラダ、スープ、ライス、ステーキ(と付け合わせ)、コーヒーとデザートのゼリーという内容で、ワイン1杯タダだし、バイク乗り向けのっていうニッチな場所だし、こんあもんかという感じ。

バズるようなネタが欲しくて頼んだわけではないが、5500円出してそれ以上の物がめちゃくちゃ出てきたとか、ただただぼったくりだったとかそういう事はなくて、妙に納得してしまった。多分特別な日に頼むコース料理とかそういうのに近い。僕は同僚の優待券にただ乗りさせて貰ってきたが故に何か言いたくなるが、普通に実費で来たり、1人で優待券使えば宿泊とステーキで丁度10000円なので、多分そういう使い方が正しいんだろうなと。気の知れた仲間と整った施設でこのステーキディナー食べれたら全然楽しいと思う。霜降り肉っぽくて柔らかくて肉汁が甘い。ソースもうまいし、よく見れば皿いっぱいの大きさもある。正直毎日食べたい

 

そんなわけでステーキディナーセット5500円はびっくりすると思うけど、ちゃんと美味しいのでご安心ください。

しかし周り見回すと、おじさんおばさんグループの人たちはともかく子連れのパパもステーキ頼んでたが、意外とみんな出すねぇ…

 

2023年7月23日(日)

朝食(990円)も頼んだので朝から優雅なお食事

7時からと8時からが選べる

締めにコーヒーか紅茶も

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ソーセージと卵があるだけで嬉しくなるし、3種類のパンも美味しかった。

ランチョンマット代わりに敷いてある近辺の地図の隅に、『ラベンダーガーデン夢農場』という初見のスポットを見つけた

気になるので今日は最初にそこへ向かうことに

 

そこそこ手早く荷物をまとめて、8時にはチェックアウトしたのだけど、昨日満車になっていたガレージ駐車場には自分たちのバイクしか残っていなかった。

バイク乗りの朝は早いとはまさにこのこと

 

ラベンダーは7月上旬までが見頃らしいけど、夢農場までの道が略図でもグネグネした山道で楽しそうだったし、まだ営業はしているようなのでワンチャン見られる、あとはショップで香り物でも買えたらなぁと思って行くことにした

 

想像通りの程よい山道を越えて、峠を越えると急斜面が現れた

何か植っているようだけどラベンダー色には見えない、やっぱり見頃は過ぎてしまっていたか…

 

ともあれ夢農場にバイクを停めるとラベンダーこそあまり見えないけど、手の入った庭園が見受けられて興味をそそる

恋の特急列車ことぴょん吉列車が走ってそうな『しあわせいっちょく線』とかかれた踏切があった
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植木鉢で作られた人形が、『夢農場』とかかれた看板の前でお出迎え

土でできた人形…ほぼゴーレムでは…?
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がらんとしたショップに居た店員さんに聞くと、上の方に少し見えるとのこと

というわけでちょっくらお散歩タイム
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流石に少し汗ばむけど登山に比べたらどってことない坂を登ると、聞いた通りほんのり紫になっている所が見えた
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纏まって咲いているところは歩道から距離があって、望遠レンズじゃないと写せなさそうだった

ただ本当にちらほらとはラベンダーの花が残っていた。で思ってたほど香りしないんだなぁ
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他のエリアはどこもこんな感じ。時期が終わったのもあるけど、コロナで世話が十分できなかった結果数年前に結構な数を枯らせてしまい、植え直して持ち直してきたのが今年だったよう

満開でラベンダーが香る花園が見られなかったのは残念だけど、時期外れたおかげでのんびり散歩が出来たのでこれはこれで良かった

野郎2人旅だけど()

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ショップに戻ってきてお礼を伝えて、フードメニューを楽しむ

ラベンダーソフト、ラベンダーアイス、ラベンダーフロート、コーヒーフロート(ラベンダーソフト乗せ)等々あって、コーヒーフロートチョイス

アイスコーヒーを飲みつつ、ラベンダーソフトも楽しめる欲張りな一品
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ラベンダーソフトは他所のものよりも香り控えめで、言われても分からないかもしれない

それよりも刺さっているカモミールスティックパイとラベンダーラスクがほんのり花の香りがしていい感じ

ショップで探したら同じ物が見つかったのでお土産に購入した

 

その後同ショップ内を見て回って、ラベンダーの香りの入浴剤(夢農場オリジナル)と、香り袋をお土産に買った

香り袋は袋の柄がいくつかあって選ぶのが楽しかった

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やはり花やいい香りというのはリフレッシュされるなぁと思いつつラベンダーガーデンを後に

登った山を降りてくるともう暑くなっていそうな安曇野の市街が見渡せる

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夏山は午前中はいいけど午後からは雲に覆われがちだけど、今日はまだ午前中にも関わらず雲に覆われている

昨日泊まったカイザーベルク穂高のある方面がよく見えるが、雲に覆われているようだ
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本ツーリング最後目的地はライダーならよく知られていそうな『大王わさびの農場』

同僚は知らなかったようだけど、松本周辺やってきたツーリングライダーが皆たち寄って主にわさびソフトを食べている印象

皆んな知っている場所という事で自分1人ではあえて立ち寄った事がなかったのだけど、何も知らない同僚を連れて行くには丁度いい

 

いざ訪れてみるとまず広さに驚く

食べるお店が沢山あってお土産屋さんも大きいし、遊歩道も全部歩こうとすると1時間以上楽しめそう

これ入場料取らなくて本当にいいのか…

ここに来るまでの市街地も、わさび農場の駐車場も、それはもう夏本番の暑さであっという間にバテそうになったけど、中に入るとなんだか涼しげ

遊歩道は並木の下を通るので日陰が多く、わさびが植る湧水の川の横通るからか体感的に涼しい

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わさびは川幅そのままに植えているようで、農機も入らなさそうなのに物凄く沢山あってお世話が大変そうだ

 

農場内には先程言ったように食べるお店が沢山あり、和食洋食カフェ屋台と揃っているのだが、僕としてはやはりカフェは見逃せない

それも『湧水を使ったアイスコーヒー』となれば気になるに決まってる!

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冷房の効いた店内で飲むコーヒーうまぁ

コレができるだけでわさび農場最高の場所判定だ

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コーヒー飲んで時間を調整し、メインである『本わさび飯』を食べに和食のお店へ向かう

開店11時に向かったのに最早列ができていた

1人だったら諦めているが今日は同僚も居るので並んで待つことに喋っていると30分待つのもそんなに苦じゃないんだなと思いつつ、案内された店内で早速運ばれてきた『本わさび飯』とご対面

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その名前の通りわさびを乗っけて食べるご飯だ。わさびは農場で採れた物だし、ご飯を炊くのにも湧水を使っているそう。

いやいや、寿司だってシャリと刺身とほんの少しのわさびで食べるのに、ご飯にわさびだけ乗っけて本当に美味いのか!?ツンツンするだけじゃない?という疑問があったので実食である。

 

正確には自分ですりおろしたわさびと、茎わさび、鰹節、ねぎ、海苔を乗っけて醤油を垂らして食べる。わさびを自分ですりおろしながらご飯の到着を待つのは、子供の頃焼肉屋さんでゴマをすり鉢で擦って待つのが楽しかったことを思い出す

さて肝心のお味ですが、流石に寿司についているような鼻を突き抜けるようなわさびではないから普通に美味しくご飯が食べられるという感じ

行列ができて皆んなが食べているわけだから、辛いのが苦手な人が食べられないような刺激の強い食べ物ではそりゃないか、と納得。個人的にはツーンとしないわさびではちょっと物足りない
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市販のわさび茶漬けのお茶なしくらいを期待してたのでちょっと肩透かし

でも薬味ご飯とお味噌汁も小鉢の魚も美味かったし、良い昼食だった

 

ちなみこの後同僚はわさびソフトを外で頼んで食べていた。そっちもそこまでツーンとしなかったらしいけど、上手いことソフトクリームにわさびを落とし込んでいて、開発者の努力や工夫が感じられるのだと大絶賛していた

 

昼過ぎ、早い解散ではあるけど翌日は仕事なので、関東へ岐阜へ、別れて走り出す

 

岐阜へ戻る僕はR19まで山裾の県道を繋いで適当に走って行く

安曇野、大町、白馬等々へ行く時のメインルートで数年前までよく通ってたので知った道だけど、なんだか久々に来た気がして足が止まる

それくらいここらの景色はとても良い

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1人になった途端写真が増える

同僚に気を遣ってたというより、同行者がいるときは移動中の会話や目的地をメインに楽しむし、1人ならなんて事ない道中を楽しむみたいなそういう違い

 

R158を横断してアルプスサラダ街道からアルプスグリーン道路に移ると、交通量が増える。

のが分かっているのでエスケープできないかと山裾沿いに進んでみた
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途中集落内に突っ込んだりして思うように進まなかったけど、適当に進んだ結果、いつもはグリーン道路から見上げている朝日村の広大な畑のあるエリアにたどり着いた

行き止まりの県道292号があって気にはなっていたけど縁がなかったエリア。どうやらサラダ街道は朝日村に大きく迂回して続いていたらしい。全く交通量がなくて快適だ。ただそれなりの迂回路なので時短にはならなさそうだけど
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基本的に自分が知っているスポットを紹介するだけだったので、少し何か足りないような感覚だったのが、『自分でも初めてきた場所』を通った事で最後のピースが埋まり、このツーリングも心残りなく締められるようになった気がした

毎度人とツーリングしておいて失礼な人間だと我ながら思わないでもない

 

ともあれ、同僚は終始楽しそうだったし、僕も普通だったら縁のないカイザーベルク穂高で贅沢なひと時を過ごせてとても楽しかった!