未来のデイリーライフ

ツーリングの備忘録をメインに、自転車や日常の事も書きます

人生変われば良いなと思いつつ、2023年春の鹿児島ツーリング【3日目】

2023年2月25日(土)

早いもので今日は鹿児島から本州に向けて帰る日だ

夕方には来た時と同じく志布志のフェリー乗り場に辿り着かないといけない

なので普段9時くらいまではホテルでゆっくりしている所を、手早く片付けて7時には出発した

ロビーで鍵を返して駐車場に向かうと、SMCRのシートが真っ白になっていた

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予想外にカチカチに凍っている。予報体感共に0度行かない程度だと思っていたが、そうはいっても2月末でまだ季節は変わっていないので仕方が無いのかもしれない

エンジンのかかりが悪かったら怖いなと思って恐る恐るスイッチを押したが、ここは元気よく始動してくれた

 

すぐ近くにマックがあったので暖気もそこそこに、ホテルを後にする

旅先のホテルで朝食をプランにつけないと、コンビニ飯になりがちなのでこうして朝マックからスタートするのも珍しい
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これから野間半島を一周しようと思っているので、それなりに腹は膨らませておこうとハンバーガーとポテトにプラスして限定のチョコチュロスも頼んだ

チュロス好きなのだが思っていたのと違った。これはカリッとザクっと揚げたチュロスというより、揚げパンに近いのでは

 

朝の8時頃

霧のような霧では無いような、朝もやの中を南さつま市街を抜けて半島周遊に向けて走り出す
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ちょっと幻想的でいいなと思ったのでバイクを停めて撮影
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霧かと言われると湿気や道路の視界は悪く無いし、花粉かと言われると重度の花粉症である自分がそんなに反応していない

何はともあれ綺麗だったからそれでヨシ

 

心づもりでは半島を反時計回りに回る予定だったのだが、どこかで曲がり損ねて突き抜けて反対側の海に出てしまった

急ぐ旅でも無いのでまぁいいかと思いつつ、風車と野間岬までの看板を眺めながら改めて半島一周を目指していく

ここは国道226号、南さつま街道と呼ばれているとか
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街を離れてぐねぐねと登っていくと見晴らしの良いところにたどり着いた

ここは『耳取峠展望所』らしい

枕崎という街並みと、条件が良ければ奥に開聞岳が見えるんだとか

相変わらずガスっているけれど、港町を一望!と言う感じでいい景色
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そこから先は山を越え断崖を走り、小さな漁村を通っては見送り再び細道へ

半島らしい道が続く。思えば今日に至るまで、岐阜から大阪までと志布志から鹿児島経由で南さつままでと目的地へ行くための移動だったので、ツーリングらしいツーリングはようやくだ

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入り組んだ海岸に沿って右へ左へ

登ったり降ったり、トンネル潜って次の街へ

時折視界が開けて大海原が視界に飛び込んでくると気分がアガる
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トンネルを抜けた先の側道を登っていくと通過した漁村と風車郡が一望できる場所に着いた
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丁度逆光で写真を撮るのが難しい。朝9時だというのにまだそれほど日が高く無いのはやはり今が冬だからか
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ここは『丸木崎展望所』というところ

海に向かって張り出したウッドデッキから美しい青色がよく見える
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順光で写真を撮ってようやく伝えられる野間半島の海の青さ

日本海のような淡い青さをしていて、こんな綺麗な太平洋は初めて見る
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見通しは良く無いが、対向車も後続車も皆無で気持ちよく走っていく

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見通しこそ良く無いが(重要な事なので)気持ち良いカーブが続く

こう言う時にこそカチカチのオンロードバイクで良かったと思える
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宮崎のフェニックスロードを走った時に印象的だったヤシの木が、こちら南さつま街道でも現れた

海なし県で杉の木だらけの岐阜県民からすると道路脇にヤシの木が生えているなんて海外の話ですか?というレベルなので、こういった情景を見ると非日常感が増すf:id:yu11ta03milky:20230403182400j:image

自販機と無人販売の屋台があって、覗くと貝殻が売られていた

絵馬とあるがどこに掛けていくのか分からなかった
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綺麗な貝殻の詰め合わせ1000円

子供の頃なら喜んだろうになぁ、今買っても本当にどうしようも無いから1000円は出せんな…
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ヤシの木と展望所

気持ちのいい場所だったので自販機で缶コーヒー買って一服させてもらった
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海の向こうには島が見えた

潮が引いても道があらわれるような感じではなく、完全に離小島だ
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沖秋目島と呼ばれていて、映画の撮影の舞台にもなったんだとか

キッシー鈴木…聞いたことあるような無いような名前だな

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さて、野間半島先端の野間岬までもう一踏ん張りというところまで来た

この先もきっと楽しく走れるんだろうなと思わせてくれる情景
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ヤシの木と展望台のセットはこの先も暫く続いた

ちょくちょく車が停まって景色を眺めたり写真を撮ったりしていて、自分はスルーをしたが、車が居なかったら逆に毎回停まってしまっていたと思う

 

写真を撮ると逆光で真っ黒になってしまうのだが、肉眼では青い空と緑のヤシの木、オレンジフレームのSMCRがとても映えていた
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野間半島先端の野間池漁港に到着

最先端の野間岬灯台はへは道が整備されているが、途中からオフ車でも面倒な程度には獣道化しているらしい

灯台があるだけで展望はないらしいので殆ど人が訪れないんだろう。またそもそも灯台への道が凄く分かりにくいらしい

とは言え地図で前もって見ているし、獣道になる前に停めることを推奨する駐車場もあるらしいので分からないことはないだろうと思っていた

が、やっぱりよく分からず、近くに大岩が見えたので野間岬は忘れてそちらに行ってみることにした

 

『後浜展望所』はかつて無いほど海の真横だった

砂浜を走るなぎさドライブウェイはともかく、手を伸ばせば海に手がつくような水面の真横にバイクが横付け出来るなんて興奮してしまう。しかも熱帯魚でもいそうなくらいの透明度の海だ

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後ろの大岩は屏風岩と呼ばれているらしい

透明感のある海と、何も無い澄んだ空と、力強く佇む大岩の情景はとても綺麗で感動的

広い九州のほぼ南端、野間半島のほぼ先端、そこにある情景として十分すぎる

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望遠レンズで抜くとその大きさが際立つ

実際にその場に立って見ているとビルを見上げているようでもあり、巨大怪獣とか寝そべっていたらこれくらいなんだろうかとか考えてしまう

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見た目の良さもさることながら、程よく吹き付ける潮風と真横から聞こえる波の音が本当に気持ちが良くて、漁港に自販機を探しに行ってしまった

お土産に買ったチャバコ(タバコに箱に似せたパッケージの粉末のお茶)の箱と組み合わせると、いかにも一服しているライダーみたいな構図が出来上がる
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ありがたい事に後から誰も来ないようだったので、まったりコーヒー飲んで沢山写真を撮って、自撮りも堂々行って満足できた
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大満足して野間池漁港を後にする

半島を折り返して志布志港へと進路を取ることにする

道間違えて回る方向が逆だったけど、結果的に良かった気がする。後浜展望所で名所巡りを締められたのは本当に良かったと思う。
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進路が折り返したことで、九州の西側の海沿いを走ることになる

この海はもう太平洋ではなく東シナ海になるんだろうか

いや、書いていて思ったけどここに至るまでの南さつま街道から見た海も実は太平洋なのか怪しいな?

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さて、帰る前にひとつ寄り道を

昨晩飲み屋で話した常連のおじさんが、南さつまの海の幸を絶対に食べていけと言っていたので、漁村近くの良さげな店をマークしておいたのだ
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『魚鱗』さん

11時から開店で現在11時22分。まだ駐車場に殆ど停まっていない

なんにせよ今回の鹿児島で食べる真っ当なご飯はこれで最後になりそうなので、好きなもの食べようと思って暖簾をくぐった
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地魚定食1760円

ここは値段相応にボリューミーな定食だった!

メインは鯛と鰤のお刺身。魚屋さんなのにこんなに大きくて美味しいんだ!という大根、筍、芋の煮物。勿論魚もある。

ご飯はおかわり出来るし、味噌汁もあらが沢山入っている
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確かに昨日おじさんが言っていたようにめちゃくちゃ美味しかった。昨日の飲み屋さんで出てきた魚も美味しかったし、美味しく無い魚が出てこないな南さつま。

個人的には北陸の魚が近くて1番美味いと思っていたけど、悔しいかな南さつまに先をいかれた気がする

今回鹿児島で食べたご飯の回数は決して多くはないけど、最後の締めのご飯として十分すぎる満足感を得られた

 

思い残すこともなくなったのでナビに志布志港を入れて言われるがままに走る

道沿いに道の駅『きんぽう木花館』があったはずなので寄ろうかなと思いつつ、ふと視界の端に黄色い道が映った

田園に流れる小川に沿って沢山の菜の花が咲いているのが見えたので、早速寄り道をした
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2月末ともなると、東海地方でいえば渥美半島のような南の方で見頃になっているイメージだ。何年か前にRC390で写真を撮ったことを思い出す

岐阜県じゃまだ全然花は咲いていないが、渥美半島より更に南にある鹿児島なので当然見頃なんだろうなと思う
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近くまで行くと菜の花の匂いが。花粉症なのでアレルギー反応が心配になるが菜の花は大丈夫なはず(大丈夫だった)
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見事な菜の花の川だった。周りに大きな建物も無いので分かりやすいし、余計な人工物とかも映らないから情景としても悪く無い
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オンロードをドリフトしながら走るようなバイクが花畑にポツンとあるのもアンマッチ感が凄いかもしれない。しかも外車だしと思ったが調べたらオーストリアでも菜の花は咲いているらしい。菜の花は日本だけの情景じゃ無い模様
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元気が出てくる鮮やかな黄色い絨毯だった。後半日頑張って走って帰ろう。

 

その後、行きで立ち寄った鹿児島市街は大きく迂回して姶良市へ。途中事故でもあったのか交差点が警官によって一部封鎖されて渋滞に捕まった。30分ほど付き合ってインターの入り口に差し掛かったので迷わず高速道路へ。

霧島市へ入ってもう大丈夫だろうと思って降りたら、そこはそこで慢性的に渋滞するエリアのようでまたしても時間をロスした

途中コンビニバイトの時給880円という表示を見て、全国平均より高くなさそうな岐阜県より更に安いんじゃ無いかと思った
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さて、霧島市から志布志に戻る訳だが、ナビに従えば行きと同じく快適な県道をまっすぐ走ることになるだろう。しかし、無視して一度桜島に寄ることが今ならできた。

桜島。鹿児島と言ったら桜島。毎日もくもくと噴煙が上がっている他に見ない場所。数年間にも訪れていて印象深い場所である。

 

最初は灰まみれになるし、時間的にも寄るのは厳しいと判断して行かないつもりだった。

しかし予想外の渋滞に捕まり、何となく停まる場所もなくて2時間走りっぱなしだった僕は『若干』時間が怪しいがせっかくだし桜島寄ろうと決めたのだった
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懐かしき桜島が海の向こうに見えてくる。数年前に宮崎から向かった時もこうして北から桜島に向かったものだ

 

15時半、フェリー出港4時間前、道の駅たるみずに到着した

桜島は以前来た時と変わらずよく見えた。この道の駅からは桜島全体のシルエットがよく見える。

お土産や買い食いも充実しているのでオススメの道の駅。
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道の駅から数分で桜島に上陸できるが、流石にそんな時間はない。

ただ以前来た時に自撮りした場所が近くにあるので、そこには寄ろうと考えた。

簡単に家へのお土産と、フェリー内で食べるおやつを調達。さあ時間も迫っているので巻いていこうとバイクに戻ると、丁度入ってきて横付けしてきた隼乗りのおじさんに声をかけられた(絶妙に時間が推してる時に限って話しかけられるあるある)

 

岐阜ナンバーで珍しいバイクのにーちゃんだったから話しかけられるのは仕方ないね。『何度か九州来ているんですよ』と話したら『だから(オフ車に)オンロードのタイヤ履かせているんだね』と返ってきたので、『モタード』という概念を知らない人だったっぽい。

きけば若そうな見ためのおじさんだったが、とうの昔に定年して実家からはなれた場所に別荘を買ったのだとか。やはりバイクという趣味は人を老けさせないよなぁとしみじみ。しかも霧島に買った別荘を自分でいじくり回してライダースハウスみたいな事を始めるのだそうで、次に僕が九州に訪れた時には歓迎してくれるそう。おじさんが行動力の化身すぎて感服してしまった。

 

しかしそうこうしている間にフェリー出港まで3時間となった。乗船は1時間前なので、志布志に2時間で着かなくてはならない。予定では2時間で着くので最早余裕がない。

 

凄いおじさんと話せて楽しかったのやらタイミング悪かったのやら、確実なのは時間に余裕が無くなったことだ。陽が傾いてきているのも焦燥感を湧かせてくれる
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だが余裕が無くなったからと言って余裕のない運転をして事故っては元も子もない

ここは冷静に、タスクだけはこなす

愛車の横に立ち、煙を上げる桜島に向かって指をさす。あそこへ行くぞ!と
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SMCRに乗り換える前、RC390で最後のロングツーリングとして訪れたこの場所は、意外なほど変わらずにあった。足元の灰が気持ち少なくなっていた。

時間はない。全く余裕はなくこんなことしてる場合ではないのだが、次にいつ来れるか分からないくらい遠いのは間違いない。それに何の偶然かRC390もSMCRも3年目なのだ。愛車は変われどまたここまで来れた。その自己証明自己満足は果たすことができた。あぁ良かった

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それからはもうずっとヒヤヒヤしながら走っていた。出港時間に遅れることはない。けれど出港1時間前までに手続きしないといけないのに、1時間前にしか着かない予定だったからだ。

桜島に寄り道したのは完全に間違いだった。あまり詳しく言えないが一度フェリー乗船時間ギリギリになってしまい、めちゃくちゃ怒られたことがあるので、それ以来もう2度と遅れないように安牌を切り続けてきたのにこの有様である。

ノンストップで走れど走れど志布志の案内看板が見えてこない。ナビはマウントせずに音声だけで利用していたので、後何分で着く予定か、あと何キロなのかが分からず、目の前の現実を見るしかない。『右に曲がります。その先3キロ道なりです』と聞くたびに『まだ3キロもあるのかよ!?ちゃんと着くのかこれ!?』と精神がすり減る。だが停まって画面を確認するよりも、走り続けるしかない

 

出港1時間前、17時半をバイクの時計が示し、間に合わなかった…最悪怒られても文句言えない…と絶望し、とは言え志布志にはついたことに安堵する。

17時40分くらいだったが志布志港に到着し、まだいくらかのバイクが残っており、ターミナル内も受付の列がまだ続いているのが見えて心から安堵できた
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思ったよりバイクすくないなと思ったが、乗船すると当然のように先発隊のバイク集団が固定されていてやっぱり間に合ってはいない事を認識する。とはいえ人に迷惑をかける前でよかった…

 

慌ただしい帰路だったけど、無事にフェリーは出港し僕の今回の旅も終わりを告げる
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僕を含む乗船後発組の2輪車の中には水色のファットバイクの外人さんが居た。フロントバッグ、フレームバッグ、キャリアにサイドバッグとフル積載で、海外自転車メーカーのPVから出てきたんじゃないかというゴリゴリのアドベンチャーバイクの海外ニキだった。『ナイスバイク👍』と声を掛ければよかったと後悔している。

彼は出港後も自分と同じように外部デッキで写真を撮ったり景色を見たりしていた。自分に度胸があれば話しかけたかった…
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最後に道の駅たるみずで話しかけてきた隼のおじさんは、実家を息子夫婦に渡して自分は別荘の方に移るのだと言っていた。

それだけバイクが好きで、好きな事に全力で取り組んでいても、結婚して子供を作り次世代に繋いでいるのだなぁと思った。

めちゃくちゃ失礼な話で、昨晩の飲み屋で会った常連さんも毎日飲み屋に通いながらも家族がいるし、隼乗ってライハ作っちゃうおじさんでも家族がいる。1人で自由に生きてそうに見えても、当たり前のように居る。羨ましい。

片や自分はどうだろう、1人でフェリーに乗るのはこれで何度目なんだろう。次は誰かと乗りたいなぁ…
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転職、結婚、悩むことが多くて本を買ってみて、そこで見つけた知覧という街で特攻兵さん達の遺書を見て人生を考えるきっかけとする。

本には『知覧にいけば人生が変わる』と書いてあったが、今を持って変わったとは言い難い。やっぱりそう簡単には変わらないよね、という強がりと、変わることを期待していただけに残念という複雑な気持ち。

 

ただ、

此度で出会った何人かの人たち、想い人に向けて手紙を残していた年の近い特攻兵達がいた事実、それらを思うと、帰ったら次は仕事の事ではなく結婚について考えてみようかな。

そう思った鹿児島ツーリングだった!!