2019年12月27日(金)
昨日は長い長い旅路だった
初めての1日で1000km走行、そう上で九州は宮崎県に到着
さぁ、今回も張り切って九州を満喫しよう!!
この日は一応6時半とかに目覚ましをセットしていたと思うが、やはり疲労は大きく朝食に出向いたのはほとんど8時だった
朝食はビジホ特有のバイキングスタイル
和食と洋食が用意されていて、連泊なので明日も食べられるということで今日は洋食縛りにしてみた
よく見たら焼きそば乗ってて洋食か?って感じだけど、東海圏のモーニング文化では喫茶店のモーニングに焼きそばがつきがちで、つい取ってしまったんだと言い訳させて欲しい
ホテルのある宮崎市街地を出て、『日南フェニックスロード』へと入る
そう、何を隠そうこの辺りはフェニックスなのだ!(何をいっているのか分からない)
南国のような景色の道が続く
言われなければ今が12月の末だなんて思えない雰囲気
見た目の通り全然寒く無い
ダウンはバッグに仕舞って、ジャケットのジッパーも上まできっちり上げなくてもいいレベル
目的地その1
『道の駅フェニックス』
『フェニックスロード』にある『道の駅フェニックス』だなんて、一度知ったらどうしたって頭に残るようなインパクトだ
いつか見たモトブログか、はたまた車載動画かで知ってずっと覚えていたが、ついに自分の足で到達できた
道の駅の建物の屋上展望台からフェニックスロードを見下ろす
本当に冬の要素がない(笑)
道の駅から更に南下したところ
超高いヤシの木が並ぶエリア
SNSでたまに見かける千葉フォルニア(?)みたいだなーと思いつつ写真を一枚
今までの九州ツーリングで、福岡、大分あたりはちょこちょこ走ったけど、宮崎はそことは全然違う風景だと思った。九州の北と南でこうも違うとは…
続いて訪れたのは『サンメッセ日南』
ここも何かしらの動画で見て知った(というか今日の目的地はだいたいそう)
なんと日本でモアイ像がみられるらしい!
入場料はかかるけど面白いので是非立ち寄ってみて欲しい!
イキールくんはきっと『生きる』が元であって『粋がる』の方ではないはず
モアイは目玉の展示物であって、モアイパークとかではなかったらしい
案内に従いながら早速モアイを見に行く
正式に許可されてモアイ像が置いてあるらしい
逆に違法モアイとか世界にはあるんだろうか…
モアイ推しすぎる…
おうちってどういうこっちゃ
!!
モアイがおる!!
モアイや…
テレビでみたことある…これはモアイや!
横から見ると思ったより薄いというかヒョロい
そしてこの位置、海に背を向けて佇むモアイ達、どう足掻いても逆光でしか写せない…
確か向きにも意味合いがあったような気がするな
でも写真撮るのには中々厄介な奴らだ…
振り返ると丘の上に別の展示建物がある
家族連れの賑やかな声が響いてくる
ちょっと丘を登ってモアイのある広場を見下ろす
冬で太陽の位置が低いのもあってものすごく逆光
おかげでモアイたちの彫りが深く見えて雰囲気が出てるかも
パークのあちこちにはモアイの兄弟的な石像がちょこちょこ配置されていた
サンメッセ日南、モアイ見ただけで後にしたけど満足感が凄い
本家のイースター島をイメージして作られているそうだけど、本当に異国感あって面白かった
なにより世界に認められた本物のモアイの迫力は凄すぎる
はるか宮崎に来てでも海を背に佇むモアイ像たちを見にくる価値はあるなと思った
またフェニックスロードにもどって南下して行く
本当に気持ちの良い海沿いの道路
木が鬱蒼としていないパールロードって感じ
そのままずいずい南下していくととても綺麗な海岸が現れた
余りにも綺麗だったので足を止めてしまった
どうも恋ヶ浦と呼ばれる場所らしい
フェニックスロードに入った時からずっとそうだが、海が真夏と遜色ない色をしていて驚き
それでいてよく見れば空は冬らしい淡い色をしている
コントラスト強めな夏の南国風景とは少し違う、そのまま冬の南国っていうのはこういう感じなんだろうなと思った
ぼうっと眺めていても、夏のジリジリと焼きかせるような暑さはなく、さりとて引き裂かれるような冬の潮風を感じるでもない
これから毎年夏は宮崎に来たいわ…と思った
『都井岬』
宮崎県の最南端で、なんと野生の馬が見られる場所
都井岬に入るにはゲートがあって、協力金100円を支払う
岬の先端には灯台もあるので、灯台が好きな人もお世話になるかと
この都井岬、和歌山の潮岬のようにひょっこり海に飛び出ているので、振り返るとさっき走っていたフェニックスロードが見える
早速道で馬に出会しつつも取り敢えずは灯台までノンストップで進む
灯台元
うんとてもいい眺めだ
右手には志布志湾、その奥は鹿児島県の陸が見える
本土最南端の佐多岬もその先にあるはずなので、あわよくば辿り着きたいけどこの時点で大分海の向こうだな!?
灯台から階段まで、階段から門まで一直線に開けていて開放感のある灯台だった
さぁお待ちかね野生のUMAとの邂逅だ!
道のあちこちに馬が横切るから注意してね、といった類の注意喚起があり、自分がこの場所を知るきっかけになった動画でも道端に馬が出てきていた
実際に来てみると幸か不幸か野生のお馬さんたちは柵の向こうで草を食んでいて、道路をウロウロしていることも、アレが落ちていることもなかった
岬で伸び伸びと暮らしている御崎馬(と呼ばれるらしい)
毛並みサラッサラ
カメラを持って動物を撮るのはこれが初めてだったかもしれない
驚かせては悪いと持ってエンジンを切って近づいたが、他の車やバイクが通り過ぎても意に返してないあたり、もう慣れっこなのかも
これだけ近づいても平気そう
鉄の馬ことバイクと野生の馬のツーショット
道路と芝の間には一部柵があるが、ゲートもなければ普通に入っていけるようになっている
流石に怖いので望遠レンズで撮れる範囲からは近づかなかったが
この記事を書いている今でこそウマ娘が流行っていて、馬に対するイメージもそれが強いが、ツーリングに行っている当時はゲームのゼルダの伝説で乗れる生き物くらいの印象だった
これだけフリーダムに生息していると、それこそゲームのように捕まえて乗り回せるんじゃ無いかと思えてしまう
うとうとしている子供の馬もいた
かわいい
鉄馬と野生馬のツーショットその2
機械と生き物なので全然別物ではあるけど、跨るものであるという共通点はあるか
なんか感慨深い
世の中には馬で旅する人もいるもんね??
都井岬も他では見られない初めての風景が広がっていてとてもよかった
次は鹿児島県に入り、行けるところまで行ってやろうと進む
何でもない道だったけどまさか過ぎるものを見つけて停まった
『ひまわり』
枯れかけてはいるが、まだ花のついたひまわりがいた
もう12月末だというのに…
確かに分かる温かさだったがにしたってびっくりすぎる九州
さすがだぜ九州
次はマップルに付いていた『一里崎展望所』へやってきたのだが、どこにもそれらしきものがない
地図では現在地の先にあるはずなのだが、前の写真の通り行き止まりなのだが…?
南国の林道、もといアマゾンの奥地みたいな所へ突っ込んだのになんの成果も得られなかったとは…
この辺りの脇道は巨大なシダとか、大量に垂れ下がったツルとか東海圏と全然雰囲気が違っていて面白かった
そしてたどり着いた『志布志市』
大阪とを結ぶフェリーの発着点であり、かの有名な
のある志布志市である(尚この時は知らなかったので市役所には行っていない)
遠目にさんふらわのフェリーが見えた
利用してみたいが、さんふらわ自体が他のフェリーより割高でかつ、志布志までの航路は距離もあって更に嵩むんだよね…
『道の駅くにの松原おおさき』
カブトムシのモニュメントがお出迎え
お昼ご飯を食べられていなかったので遅めの昼食(14時半)
このあたりの黒豚を使ったトンカツだったはず
ちょっと長くなったのでここらで一旦切ろう
続く