前回↓
https://bluemily-forest.hatenadiary.jp/entry/2022/01/03/120240
今更だけど備忘録って要点をまとめたメモ的なものらしい
このブログは自分が忘れない為に、写真をアップロードして整頓するために、あわよくば読んでもらう為に、要点は絞らず基本的に全てを書いているので、備忘録にはならないのかもしれない
とはいえブログ名が日記であるように、日記でもあるのでまあいいか
なので北海道から本州に戻って、北海道のツーリングは終わったけど、家に帰るまでの道中も日記がてら書いていこうと思う
2021年8月14日(土)
青森ー山梨
東横インの朝ごはん
コロナの影響でお弁当の形での提供
この北海道ツーリングの行きで食べたものとは同じメニューではあるけど、とりあえず頑張ろうという気にはなるお弁当
なんせまた1000km近く高速道路を走っていかないといけない
帰りの辛さは雨が避けられないというところだ
北海道の寒波と大雨は去ったが、今度は本州が執拗に雨雲に襲われている
スタートの青森はまだ降っていなかったが、良くて宮城、早ければ岩手を抜ける頃には雨雲がやってきそうな雰囲気だった
しかも雨雲に入ってしまったらもう抜けることはない
家に着くまでずっと雨の予想だ
北上してきた東北道を南下して帰る
一度寄ったPAに再度寄ったりしながら、少しずつ家に、現実に戻っていく
北海道のめちゃくちゃ寒かったのを思えば本州は大分マシな気温だったが、そうは言っても真夏にカッパ着込んでいるのに汗だくにならない程度には寒い
やっぱり高速道路はオフモタでは風をモロに受けてしまって大変だわ…と思いながら、適度に休憩を入れ、珍しい東北のお土産などを摘みながら進む
宮城に入って案の定雨が本格化
降り出してしまったらもう逆に泊まりたくなくなるので、ちゃんと昼ごはんを食べておく
宮城の牛タンカレー
SAのご飯とはいえ凄い分厚さの牛タンが出てくる。流石は宮城
でもカレーと別々で食べたほうが多分美味しい
長い長い東北を抜け、関東に近づくと今度は渋滞が待ち受けていた
人が多いから渋滞するよね、知ってた
今日のは事故渋滞だったみたいだけど、そうでなくても右にも左にも前後にも車がうじゃうじゃ居るのは好かない
次に東北に向かうことがあればやっぱり日本海側から向かうか、大人しくフェリー使おう
日が暮れて、それでも明るくて車の多い関東の高速道路を走り、テレビやツイッターで見たことのあるようなPAでトイレ休憩などして、20時頃に山梨に到着する
エンデュリスタンのタンクバッグは浸水して水がたっぷり溜まっていた
サドルバッグについては流石の防水性能で一切の漏れなし
Sさんお疲れ様でした
ありがとうございました
さてここからは一人で岐阜まで帰らないといけない
が、大雨の影響で中央道、東海環状が止まっている…
下道を駆使して行こうにも、山間部を走るには時間が遅すぎる
東名、新東名から行こうにも、やはり遅い時間に富士山周辺は走りたくないし、静岡横断もメンタル的にきびしすぎる…
そんなわけでSさんのところにお邪魔になります
やっぱり最後まで何が起きるかは分からないものだった
バイクを降りて、ベタベタのウェアを脱いで、車に乗って街に繰り出す
なんて快適なんだ…
時短営業で何処の飲食店もやっていなかったから、すき家でテイクアウトしてSさんの家へ戻る
成し遂げた後の牛丼うめえ…
ロクに取ってなかった野菜うめえ…
温かい味噌汁うめえ…
意図せず打ち上げ会みたいになった
SMCRの走行距離は青森から山梨まで自走したおかげて20000kmを越えていた
何事もなくて良かった
Sさんはマイホームに着いたことですっかり落ち着いて、なんならツーリングも終えたので気持ちも切り替わり、すっかり在宅モードになってしまっていた(笑)
本当に自分と1週間一緒に居るのは大変だったと思いますが、最後までありがとうございました
さて、
所で雨はまだまだ続くようだが、明日になって岐阜に帰ることはできるのだろうか…
2021年8月15日(日)
山梨ー岐阜
翌朝、山梨も雨は降っていたがそこまで酷くはない
しかし岐阜とそこに向かうまでのルートは更に通行止めが増えていた
中央道がほぼ死んでしまっている…
車は多いし速度制限も速いし風は強いし遠回りなので東名新東名は使いたくないのだが…
昨日と違って明るい時間なので中央道を使わずに下道で静かな山道をトコトコ帰ろうかと思ったが
高速道路が止まるような状況で、山道も通行できるはずがなく、下道も通行止めだらけとの情報が…
とはいえもう自分も早く帰って落ち着きたい…諦めて新東名から行くことにして山梨を出た
カッパは乾ききっていない、これまでの疲れも完全には取れていない
そんな状態だったが、新東名に向かう途中、身延をそのまま通過出来ずに立ち寄った
身延饅頭…身延饅頭…
おっとこれはゆるキャンΔ
しまりんビーノに…志摩リンだんごだと…!?
漫画で冗談で言われていたしまりんだんご、製品化しちゃったのか…
面白いから購入
にしても数年ぶりの身延町は随分ゆるキャンΔ関係のグッズを売るようになっていた
無くても身延饅頭の為に寄っていたけど、ゆるキャンΔもあると更に足を止めてしまうな…
このハンカチも見た目が面白くてつい買ってしまったが、未だに封が切られていない
マンガ・アニメグッズは勢いで手を出してしまう謎の魅力があるから困るね
思いの外身延町での寄り道が楽しくて、
不思議と元気が戻ってきた
北海道ツーリングの間ずっとSさんと行動していて、1週間ぶりに一人で行動している訳だけど、気楽さが性に合っているんだろうか
身延町を後にしてすんなりと新東名に乗り、元気な内に静岡県を抜けることができた
雨は昨日の東北道に比べたら全然穏やかで、想像より風も強くない
元々は雨風が強かったのか制限速度が80km/hの表示になっており、そもそも車も多くなかったのでのんびりスムーズに走ることができた
小腹が空いたので新城のSAに入る
車は少なめではあるが、SAの店内レストランは12時なのもあって席が空いていなさそうだった
ぐるりと店内を回ってみると並んでいないお弁当屋さんに魅力的な広告を見つけた
これが北海道ツーリングの最後の食事
『とり天重』500円也
この溢れんばかりの巨大なとり天が、出来立てのザクザクの状態で出てきて500円である
SAとは思えないボリュームで感動した
しかもボリュームだけでなく味も最高
ああ、なんだかんだ一人を満喫してしまっているなぁ
晴れ晴れとした気分でSAを後にした
その後はノンストップで家まで帰った
大雨は終わったあとのようだったが、制限速度が60km/hまで下げられていることから相当な雨が東海の方でも降っていたのだろう
そのうち青空も見えてきたので、山梨を出るときには通行止めになっていた東海環状の区間も、もう大丈夫になっていないかと思って進んでみたがやっぱり駄目だった
先のI.Cが通行止めの時にどつやって強制的に降ろされるのかというのが分かった
帰宅して今回の北海道ツーリングの走行距離を確認すると、4077kmになっていた
家を出発して10日目
無事に帰ってきた
荷物の都合で大きなお土産は買ってこれなかったが、写真の通りそれなりに持ち帰ることができた
以上が2021年8月の北海道ツーリングの記録である
期間:
8月6日〜8月15日
走行距離:
4077km
給油量/ガソリン代/燃費
127.71L / ¥24971 / 31.92km/L
同行者:
Sさん
バイク:
690SMC-R
北海道までの移動:
青森まで自走→津軽海峡フェリー
初めての北海道
初めての10日間にも及ぶツーリング
初めて誰かと長期に渡ってのツーリング
岐阜から青森まで自走
殆ど晴れ間のなかった北海道
とにかく刺激にあふれたツーリングだった
帰ってきた後すぐにブログに思いを綴っているので、改めて感想はまとめなくてもいいか
北海道ツーリングから帰ってきて直ぐに書いたブログ記事↓
https://bluemily-forest.hatenadiary.jp/entry/2021/08/15/175125
およそ半年かかってようやく北海道ツーリングにケリがついた
時間がかかっても記事が書けたように、忘れられないツーリングだった
きっとこの先も忘れないとは思うが、こうしてブログに残したので万が一忘れたとしても、思い出すことができるだろうか
半年経った今思うことは、2回目の北海道ツーリングも行こうと考えている事だろう
2021年の北海道ツーリングは天候に恵まれず、絶景らしい絶景が見られず悔しい思いをした
けれどそれはそれとして10日も走って、(端には到達してないが)北海道の東西南北も大まかに一周しているので、こんなものかという気持ちもあった
次に行けば晴れるとは限らないし
ただ改めてブログを書いて、ツーリングを振り返って、今度こそみたい景色が浮かんできた
道北の遮るもののない真っ直ぐな道路の景色
オロロンライン、オトンルイ風力発電所
晴れた空のこの景色が今度こそ見たい
そこだけでなく『道北』の
『RPGのように四方形の町』と
その町と町を結ぶ『シンプルな道』
という雰囲気がとても気に入った
だから今度は道北に絞って北海道を走りたいと思っている
1度は踏み出せた北海道ツーリングだが、今でもその一歩はとても勇気の必要な事だったと思う
だから今年も勇気を振り絞って北海道ツーリングに行けたらいいなと思う
『690SMC-Rで行く初めての北海道ツーリング』
終わり