世間一般的には盆休みも終わってくるかと思われる8月15日。
バイク乗り出して5年にしてようやく、機会に恵まれて行けた北海道ツーリングから帰ってきた。
目的地のまでの距離が距離であるし、タイミング悪く天候不良も重なって、かなり危ない旅路だったと思うが、なんとか無事帰ってこれた。
せっかくのブログなので、ツーリングの様子は個別で書いていこうと思うが、興奮さめやらぬ内に簡単に思ったことを綴っておこうと思う。
悔しい!天候に恵まれなかった北海道
今回のツーリング、北海道に上陸して6日間は向こうにいたはずなのに、ろくに晴れ間を見かけた気がしない…。
唯一摩周湖に居たときの朝に奇麗な空をみかけたくらい。
あとはほぼどん曇りか雨もしくは暴風雨。
予報通りではあったけど、何だかんだで晴れて素敵な景色を見せてくれるだろうと思ってたら全くそんな事なかった…どうして…
690SMCRでがっつり積載して初のツーリング
行き先が北海道、日程は9泊10日、岐阜から青森まで1000km移動。これらを加味した荷物の積載として、片側10Lちょいよサイドバッグと、最大80Lくらい入るシートバッグをチョイス。SMCRで泊まりツーリング自体は何度かやっているが、ここまでの積載は初めて。
結果、シートバッグは無い方がいい。
なんせこのバイク、シート高890mm、普段から片足バレリーナ状態。おまけにスタンドが長めなので跨った状態で払うのが超大変。
シートバッグがあると、払ってから乗れないので、地面の傾斜によっては全然スタンドが払えなくて何度も難儀した。
脚付きが悪くても、軽くて取り回しの良いのがモタードバイク。(天候が悪かったとはいえ)北海道ではつい足を止めて写真を撮りたくなるような場所が沢山あったし、寄り道スポットも沢山あった。跨った状態での発進停止は軽快で良い、けれど乗り降りが大変でとても疲れた。
雨対策は力を注ぐべき
ロンツーで毎回雨に打たれグローブもブーツも水浸しにしてきた私も遂にガエルネのゴアテックスブーツを購入した。これがとても良かった。半分くらいの日程で雨の中走り続けて、ワークマンのカッパやタイチの防水グローブも浸水する中、最後まで濡れなかったガエルネのゴアテックスブーツ。
濡れる部分が減るだけで大分快適になるので、ゴアテックスを始めとするちょっといい防水アイテムは優先して導入するべきかもなぁと思った。
一番好きだったのは道北
今回の工程では函館に上陸して、札幌、天塩、紋別、斜里、摩周湖、帯広、あたりまで、大分大ざっぱには東西南北まわったけど、一番良かったと思うのは道北だった。
北海道ツーリングでよく言われる、周りに何もなくてひたすら真っ直ぐな道!っていうのがここにはあって、そして車や人の営みすらかなり少ない。
内陸部の山あいはスケールの大きさの違いはあれど、本州の山の中に近く、東は思ったより栄えていて車とかが多い。南もわりとそんな感じだった。なので北海道らしさを一番感じられたのは道北だったのかなと。
2人で旅する北海道
特に意味はないけれど、Twitterの方ではギリギリまで伏せていた同行者の存在。
まさか自分も誰かとロングツーリングできるとは思っていなかった。忙しい世の中だし2度とこんな事ができることも無いんじゃなかろうか…
いつも泊まりのロンツーは一人旅なので窮屈さとかを感じるかなと思わなくも無かったけど、実感そこまで窮屈ではなかったかも。窮屈ではなかったけど、やっぱり一人旅のが好きかも?
2人で助かった面も結構あって、特に今コロナの影響で宿の個室利用が多くて、一人部屋がことごとく埋まっていて、高い料金を払って二人部屋を利用しないといけないような状況も見受けられたので、二人部屋を2人で使えることは、宿費がそんなに高くならずに済んだ。
ざっくり総評
後悔、未練、失敗、やるせなさ、結構ネガティブな印象が残ってしまった北海道ツーリング
何十回何百回と旅してきた人ではないけれど、今までの旅では天候不良やらトラブルに見舞われてもなんやかんや良かったと言える事が多かった中で、全然上手く行かなかったな、と思ったのは初めてだった。
とはいえそれこそ何度も旅していれば何れは失敗パターンに合うことだと思う。皆が憧れる北海道。決して安くはならない旅費、1週間もの日程を用意するのも容易くはない。
だから何だかんだで最後には良い思いできる!はず、と思い込んでいた為に、内心結構なショックを受けて帰ってきた今回のツーリングでした。
でもまぁ、それを踏まえて次回を考えていこう!失敗したことには対策、ちょっと微妙だったことは違う方法を考えて…
きっと次はもっと良いものにしてみせる!