北海道ツーリングの記事を書きたいが、能登ツーの記事も締めねばならぬ。
1日目の記事はこちら↓
https://bluemily-forest.hatenadiary.jp/entry/2021/04/05/005645
ざっくり振り返ると
緊急事態宣言が1次的に解除されたし、富山がホタルイカのシーズンになったから食べに行こ!ついでに能登半島回ったろ!
ということで3月、残雪の北陸にむけて出立し、無事ホタルイカを食べて能登半島のさきっちょの宿についたところ。
3月20日 朝
宿の朝食ドーン
左手前のがんもがとても美味しかった気がする。出汁がおいしくて噛んだときのじゅわって感じが最高
可愛らしいサイズではあるけど、こういうの嬉しい。やっぱり北陸は魚がうめえや、って気持ちになる。
ほとほとに準備をして宿を出る。
今回のテーマはホタルイカと能登半島ぐるっとなので、2日目の今日は能登半島をぐるっとしてから帰るのが目標。
朝の澄んだ空気と気持ちの良い農道
とりあえず海沿いを目指しながら走った。
宿を南下して海に出てから、半島をなぞりながら北端を目指し、北側からぐるっと回って帰る予定
まず海に出る
そして写真を撮る
いや撮ってしまう。早朝に海沿いにいるのは海無し県民には馴染みが無さすぎて…
ロンツーでこうして朝の海沿いを通るとどうしても足が止まってしまう
なのでカモメなのかウミネコなのか大量にみかけてまた停まった
遠目からでもかなりやかましいが、望遠レンズで観察してみると見た目は可愛いやつらだ
真っ白な体をモフってみたい
基本は海沿いを走りながら、能登半島やっぱりいいなぁとしみじみ
たまに1本中の道を通って隠れ港みたいなところを見つけたり
プライベートビーチか!?
こっから自分の船ででるんか!?
みたいな綺麗なところを見かけたりした
特に寄り道の目的地は決めていなかったけど、看板を見てふらりと迷い込んでみて良かったと思ったのが赤崎海岸というところ。周辺にはイチゴ農家が点在して、キャンプ場もあったが、シーズンじゃないからか人が一切いなかった
名前の通り岩が少し赤みがかってるのが名前の由来だそうで…
なるほど空、海、灯台、岩場の色がそれぞれ違って鮮やかだ!
人に寄っては度胸がいるかもしれないけど、灯台元まで歩いていける
真下まで来た。
といっても何か景色が変わる訳でもないので、この場所は引いてみるのが1番だとは思いました(笑)
先に見える風車群
海を間近に感じながら、景色を独り占めできたのでとても良い場所だった!
その後更に能登北端に近づいた所で『道の駅すずなり』で休憩。
近くのキャンプ場に以前来たことがあって、街自体は見覚えがあるが道の駅に寄るのは初めてだった
どうも廃線になった鉄道の駅舎を利用した道の駅なようで、かつてのホームと線路跡が残っている
面白いスポットなのに誰も居ないので、お店で美味そうなワッフルと珈琲を買ってまったりした
この『能登わっふる』、写真のいちごと抹茶以外にもチョコやナッツやブルーベリーとラインナップが豊富。プレーンの生地にそれぞれの味のチョコソースをかけたもので、間違いない美味さ。かなり疲れが飛んだ気がする
満足できたところで能登半島も折り返し
最北端は前に来たことがあるので、灯台と道の駅共々スルーした
能登半島ツーリングにおいて、印象に残る景色が楽しめるのが北側の海沿い
アップダウンを繰り返しながら快適に走れる
特にツーリングマップルにも書かれているヘアピンカーブを抜けた先の岩壁沿いの道が最高
オフ車+サドルバッグ+ドラムバッグの後ろ姿イイネって写真
続いて現れるのは皆さんご存知『白米千枚田』
未だに読み方忘れて『はくまい』と打って白米と変換しがち
『しろよねせんまいだ』
『はくまいせんまいだ』ではない
田んぼが有名ということで、そこで提供されるおにぎりに毎度そそられてしまう罠
毎回おにぎりは食べているけど、今回は違うものにも挑戦。こちらはフグの唐揚げ
皮やホルモンとは違うんだけど、弾力のある鶏唐揚、マグロの唐揚げとかより脂が乗っていてパサついた感じがなくて美味い!
大体能登ツーは白米千枚田で米食って満足して帰りがちだけど、今回は半島一周しないといけないので、まだツーリングは続く
輪島あたりで内陸入ってのと里山海道でワープすることが多いので、輪島から西の海岸を知らなかった。
このあたりも景色がいいらしい
道幅が狭くなったり、急なアップダウンが増えたりするが、それ故か生の地形を感じることができる道
観光地もないからか交通量皆無で、たまに釣り人をみかけるくらい。いい道だ!
観光地無いなどと決めつけていたら唐突に目を惹くものが現れた
藁の囲い…??
どうも間垣という海風を凌ぐためのものらしい
あまりにも唐突に現れたのでヤバい集落かと一瞬思った
ゲームに出てくる街の囲いみたいで面白い。
藁の壁沿いに集落を歩いてみたかった。自販機とかも藁に隠されているからそれもまた面白い
それはそうと集落自体はとても静かなもので、バイクのエンジン音がよく響いてしまって申し訳ない気持ちになった
わらの壁の前のベンチに座ってずっとこちらをみていたおばあちゃんの真意は謎である
と、想定外に興味深いものを見かけて寄り道していたらタイムアップになってしまった
天気予報通り雨雲に追いつかれ、ナビが示した帰宅時間もいい時間になっている
まだ気になる滝やら断崖やらが沢山ルート上にあったが、こらえてひた走ることにした
結果、半島をしっかり辿って帰路につくことができた
東海北陸道に乗って岐阜県に戻る頃には土砂降りとなっていて、まだ除雪後が残る山を見ながらゆっくりと進んだ
そういえば途中標高の高いところで雨脚が強くなって雲の中に突入し、前走車の跳ね上げる水しぶきと合わさって視界が極限まで狭まった所があって恐ろしかったな…