未来のデイリーライフ

ツーリングの備忘録をメインに、自転車や日常の事も書きます

第二回グランフォンド熊野への参加(2日目)

前回の記事はこちら

bluemily-forest.hatenadiary.jp

2024年2月4日(日)

いよいよ初めての『グランフォンド』系イベント。初めてのサイクリングイベントソロ参加。初めてグラベルロードでの参加。

 

朝6時半に尾鷲のホテルを出て20分ほどで、会場の熊野市新鹿町へ到着

夜中の雨で路面はしっかり濡れていたけど、雨は上がっていた

 

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芝の駐車場は雨をたっぷり吸っていてびちゃびちゃ

少々泥をつけながら自転車を組み立てた

GIOSのグラベルロードバイク、nature  carbon

ロードバイクも持っているけど、そっちは今カーボンリムブレーキになっていて、濡れた路面での制動力が信用できなかったのと、レースじゃなくてサイクリングイベントだしグラベルロードでも余裕でしょ!ということでの選択


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海沿いの駐車場から望む三重のリアス式海岸。静かで良い雰囲気

写真を撮っていたら駐車場の誘導係の方に話し掛けられて、岐阜から来たこと、昨日は尾鷲に泊まって来たのだと話した。が、言ってから気づいたけど、一応熊野市盛り上げようみたいな意味合いもあるイベントなのに、どうどう『尾鷲』と言っちゃったのは印象良くなかったかもしれない。グランフォンド熊野では熊野市の宿への斡旋もやってくれるので尚更

と言うことがあったからだけが理由ではないけど、次イベント参加する時は熊野市の宿への斡旋を受けてみようかなと思った

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駐車場から800mほどの新鹿中学校がスタートとゴール地点、メイン会場だ。受付のテントと、KINANレーシングさんの販売ブースが出店している

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前日に受付は済ませてゼッケンも貰っていたけど、当日には『ライダーパス』と呼ばれるチェックイン用の台紙を受け取るためにもう一度受付をする

こういうの貰うとワクワクしてきますね!

そしてこの紙を見て、今日のエイドポイントでのお品書きが判明

おっと、思っていたよりパターンが少ないな。そしてバナナ率が高い(笑)

以前参加したハマイチサイクリングや、ボランティアスタッフとして参加したツールド八百津、付知サイクリングと比較するとちょっと肩透かし感が

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イクラックが沢山用意されていたけど、全然埋まり切っていなかった。かなり余裕をみて設置してあったのかもしれないし、後で聞いた話では(雨予報からか)当日キャンセルが多かったからなのかもしれない
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ラックにかけられたバイクを眺めて行くと、基本的に皆んなロードバイク

クロスバイクやミニベロは少ないし、グラベルロードなんて自分含めて数台しかいない

リムブレーキ車が多かったけど、カーボンホイールやディープリムホイールは少なくて、全体的に『戦闘力』は低めだなぁと言う印象を受けた

 

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開会式が始まる。やっぱり人が少ない気がした。募集人数は、120kmコースが100人、50kmコースが50人の計150人だけど、100人居たかな?

関係者挨拶ではKINANレーシングチームの人たちやその責任者の方、自転車の何か連盟の偉い人が来ていたようだけど、そのあたりは疎いのでよく分からなかった。

『続きまして熊野市長からのご挨拶を…』と聞いて、こんなマイナーそうな自転車のイベントに市長来てるの!?と思ったら、『役所の課長様に代読いただきます』というオチでカクンとなった

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開会式が終わり、スタートに向けて会場がざわざわし出す

参加者としてはワクワクして盛り上がってくるし、運営、ボランティアの人達は持ち場に着くために慌ただしく動き出す

BMWのGSが待機していて、運営さんが持ち場に行くまでの足かなと思っていたら、イベント中コースを行ったり来たりして参加者を見ていてくれたようだった。

 

スタート時間になり、ゼッケン番号順、10人ずつでスタートしていく。僕は70番代だったので7組目のスタート。さっそく出遅れて3人くらいに置いていかれる。

 

  • スタート 新鹿中学校→AS三木里エイド (距離25km 獲得標高340m)

スタートの中学校を出て海に下る。結構なスピードが出せるが、今イベントのメインルートとなる国道311にぶつかると一時停止の看板があるのでスピードはリセットされる。国道311に入ってすぐは勾配1〜3%くらいのほぼ平坦路。スタート直後ということもあり、皆んな飛ばすのでタイヤが太いグラベルロードではロードバイクについて行くにはやや不利。追いつけない。けれどすぐに登りに入る。登り出すとペースはグラベルロードでもロードバイクでもさして変わらないので、先行していた人たちにも追いつく。

リアス式海岸に沿ってグネグネアップダウンを繰り返す道は、海街見えること以外は岐阜のサイクリングコースと概ね変わらない。

 

想定していたとはいえ、早々にかなり登らされて本気で走ってしまったけど、これはサイクリングイベントだ。しんどい思いをして走るものじゃないはず。

僕はこのイベントに、美味しい食べ物と、良い感じの景色で写真を撮ることを目的にやって来たので、適当に下りの途中で止まって写真を撮ることにした

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下りのトンネルを抜けて、橋を越えたらまたトンネル。道幅は広く、車は滅多に来ないので気持ちがいい

うむ、熊野まで来て自転車乗っているし、こうやって写真を沢山撮らねばな、と思っていたら、後ろから来たバンのスタッフさんに『大丈夫ですかー!?』と声を掛けられた

まさかの心配されたパターンである。あれこのイベントって『2月でも温暖な気候に恵まれた熊野で、起伏に富んだ奥深い山々や海岸沿いなど風光明媚な
景色を楽しむことを目的としたサイクリングイベント』(大会要項より引用)だよな…?この時点で若干雲行きが怪しくなって来た

ただ確かにエントリーした距離120km獲得標高2000mコースは制限時間があり、各ポイントで足切りがある為、全くの余裕があるわけではない。取り敢えず最初のエイドまで走った時の時間を見て、今後写真撮影をするか決めていこうと思った

 

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三木里エイドに到着したのは9時10分くらい

既に半分くらいの人が到着、出発済みのよう

バナナ、大福、マドレーヌを貰う
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このチェックポイントに制限時間はないが、ここから15km先のチェックポイントには制限時間がある。およそ1時間半後だ。当時『なんだ写真撮ってたけど1時間余裕あるじゃん』と思ってたけど、勘違いしていた。
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曇っているが海の見える気持ちのいい場所
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マドレーヌには熊野の焼印が。美味しい
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勘違いで1時間余裕があると思い込んでいた僕は、食べた後優雅に写真を撮っていた。うん、俺のバイクかっけえな
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こんないい景色きたら写真撮らないと勿体ないっしょ

 

  • AS三木里エイド→CPキナン尾鷲営業所 (関門10:30) (距離15km獲得標高350m)

僕がエイドを出た時にはもう人がまばらになっていたけど、コースに復帰して登りが始まると、それまでに見た事の参加者の人たちに追いついて、まぁまぁ悪くないペースなのかなと思う。

軽く一つの峠を越えると、次に待ち受けるは『八鬼山トンネル』までの長い長いつづらのヒルクライム。ついに足をついて押している人も現れた。

確かに後半めちゃくちゃキツいところがあったのだけど、終わってからstravaで見返すと、距離0.92km平均勾配14.2%というガチ激坂な箇所があったらしい。まさに最初の関門

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トンネルを降りCPに着くと、時間は10時20分。猶予は最早10分しか無かった。いやマジか。悪くないペースで登って来たはずなんだけど、道端で写真撮ったり最初のエイドで写真撮ったのがまずかったのか…?

ここでは『にい姫ウォーター』という熊野の特産柑橘類のジュースだけ貰えるが、先程の激坂とこの先もまだ300m登ることを考えて、持ってきたPOWbarを食べておいた

 

  • CPキナン尾鷲営業所→AS道の駅熊野きのくに(距離17km獲得標高380m)

このチェックポイントからは国道42号を辿ることになる。

誘導係の方が『ここからまた10kmくらい登りが続きますが、ここまでよりは緩やかですよ〜』と言っていた。そう言われると苦笑いするしかない。そういえば僕もボランティアで誘導係だった時は坂の頂上で下りの開始点が持ち場だったので、ヒィヒィ言いながら登って来た参加者さん達に『ここからは長い下りですよ〜』と声を掛けたものだ。今日こうして声を掛けられる側になってみると、励ましが貰えてありがたい気持ちがよく分かったけど、やっぱり自分も誘導係として辛そうな参加者をしめしめと思いながら見送る側になりたいという考えも浮かんだ(性悪)

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さて、言われた通りチェックポイントを出てしばらくは斜度6%以下のなだらかな登りが続く。ここまで距離40km獲得標高600mを走って来ているので身体は十分ほぐれている。なので6%までならばくるくる足を回していれば登っていける感覚になっていた。
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ただしやはりロードバイク界隈の甘い言葉は信用できないとは言ったもので、徐々に7%越えの斜度になってくる。そうなってくると1番軽いギアで何とか進むしかなくなる。関門時間に間に合わすためにペースを上げないといけないのだろうけど、無理。なんやかんや他の参加者さん達を追い抜けはするものの、前の集団に追いつくとかそういうレベル速さではとてもない
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この辺りで写真を撮ってもらえていたようで、運営さんが公開している写真の中に自分を見つけた。カッコよく撮ってもらえて嬉しい!

 

峠のてっぺんより少し前で5人くらいの集団に追いついたので、トレインが始まるかと少し期待したけど程なくして解散。1人が追い抜いて、僕は少し様子を見たけど追いかけられそうだったので追走。そのまま2人で頂上のトンネルに入り、下りが始まるのが見えたので、登り切る前に追い越してダウンヒルを開始。下りには自信があったので。とはいえこちらはスピードの伸び切らないグラベルロードなのでもしかしたら追いつかれると思っていたけど、そのまま道の駅まで先行して着いてしまった

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道の駅でのエイドは、前回のグランフォンド熊野でも評判だったらしい『ぜんざい』

切り餅が入ってるのかと思ったら、切り餅を薄くスライスしたようなパスタみたいな餅だった。2杯くらい食べないと全然足りないよ!
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それと焼き菓子をいくつか持って行って良いよとの事だったので、2つ頂いた。美味しいのだけど熊野らしいかと言われるとちょっと違うような。熊野市の洋菓子屋さんのお菓子ではあるんだけど。

ここの自販機でボトルを補給して出発した

 

  • AS道の駅熊野きのくに→AS新鹿海岸エイド (関門12:00)(距離11km獲得標高65m)

獲得標高が示すようにこの区間は今までと変わって下り基調が続き、長い登りはほとんどない

が、ずっと走って来た国道42号を離れ、県道737に入ると程なく登りが始まる。こまれでに比べれば長くないのは確かなのだが、コースも折り返し地点という事で1番メンタルに来ているところ。『まーたのぼるのかぁ』と愚痴がこぼれてしまう

脚は動くので淡々と登り、トンネルを越えるとダウンヒル開始

これまでの広くて綺麗な路面だった国道311、国道42と打って変わり、車のすれ違いが困難な道幅、タイトなコーナー、路面は濡れて落ち葉が有る等、やさしくない区間だった。中津川や八百津のサイクリングイベントでは、注意喚起のためにボランティアスタッフを配置したり、事前に路面の落ち葉を清掃するなどの対応を行うレベルだと思った。普通に落車が起きても不思議ではない雰囲気だったが、もう既に後半組だからかそういった人には合わなかったし、落車が起きた様子もなかった。

この区間を思うと、カーボンリムホイールで来なくて良かったと思えるし、そうでなくてもこの後DNFを選ぶ決め手になったとも言える

 

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関門時間の5分前にエイドに到着。サインを貰っておにぎり等を受け取っていたら12時の鐘が鳴った

同じようなタイミングで入って来た人たちから『ギリギリやん…』という声が聞こえてくる


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おにぎり二つとたくあん、バナナ、みかんのパウンドケーキ、飲み物はコーラか水が選べる。おにぎりにコーラって合わないように思えるけど、こういうイベントの後半でコーラが出ると聞いたことがある気がして、コーラを選んでみた。ロングライドにおいて糖分が必要だからかな?
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たくあんがやたら美味い。おにぎりはほぐしたしゃけと梅。海苔はめちゃくちゃ磯の香りがして、漁村らしさを感じた

エイドを食べている間にも次の関門までの時間は減っていく。そして後からエイドポイントに入って来た人達は、残念ながらタイムアップということで、緑のペンでチェックがされ、スタッフさんから学校(スタート地点)に向かってくださいと言われる。
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次のチェックポイントにも13時の関門が設定されており、現在地から距離16km獲得標高480mを走らなくてはならない。今が12時なので1時間のタイムリミットだ。

距離はともかく1時間で480m登れるだろうか。そもそも今おにぎりを食べていて、急いで食べたとしても残り50分。出発して13時に間に合わなくてもそこまで登ることに意味がないわけではない。けれど間に合わなかった場合、8の字に引かれたコースの都合上、さっき通った危険な降り区間をまた通らないといけない。

辞めるか、ここで…。天気もいいし…
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という事でDFNすることにした

この先のエイドが食べられず、コースも堪能できなくなってしまった残念な気持ちと、もうひーこら言いながら登らずに済むようになった開放感が入り混じった複雑な感情になる

残念ではあるが、時間制限も無くなったので、写真を撮ることにした

曇天だった朝から、気づけば澄んだ青空が広がっている。濃いめのエメラルドグリーンの海も実に綺麗だ
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お疲れ様GIOS

遥々海を見に旅をして来たみたいでカッコいいね
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しばらく穏やかな山海の風美を堪能してから、スタッフさんに学校に戻ることを告げた

 

  • イベント終了

学校に戻るとそこそこの人が。

50kmコースの早く戻って来た人たちや、関門に間に合わず戻って来た120kmコースの人たち。

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完走しようが出来まいが、最後には振る舞いがある。すり身のつみれ汁と
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郷土料理が詰まった感じのお弁当。そうそうこういうのを待っていました!

押し寿司とかめはり寿司とか。しいたけ、お揚げ、鶏肉はこの辺りのものなんだろうか?

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みかんゼリーには給食ぶりに三つ折りにしてつかうスプーンがついて来た。なつかしい!
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懐かしいといえば学校で弁当を食べるというのも懐かしい。青空教室だけど
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順当に行けばまだ走っている人たちがいるので、会場に大きな動きはない。弁当を食べたら流れ解散みたいなものだ。

いや、残念だった。最後まで走れなくて。

何が原因で走りきれなかったかというと、写真撮ってたのが良くなかった気がする。

最初のエイドに着く前に『大丈夫ですか!?』と声をかけられた時、最初のエイドを食べ終わった後に人がまばらになるくらい写真を撮っていた時。それだけで1時間ロスしたとは思えないけど、そうしていなければ次の関門にはなんとか着けていたんじゃ無いかと

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DNFした時の記録では平均速度約22km/hが出せていた。

120kmコースは7時間の制限時間なので、単純に割ると平均速度17km/h、休憩時間込みでも19、20km/hで間に合ったはずだし、それは他のロングライドイベントでも同じような感じだ。

 

思えばカメラを背負って走っている人は僕しか居なかった気がする。もっと居ると思っていたんだけど、見ていない。撮ってる時間も勿体無いなら、背負っている重量も勿体無い(笑)

それは結果論だけど

 

ロードバイクよりも重いグラベルロードだったから、という理由は認めたくは無いかなぁ。38Cのセミブロックタイヤでロードバイクよりは抵抗大きかったかもしれないけど、フレームはカーボンなのでそれなりに軽くてよく進むバイクだと思ってるし、現にスピードは出ていた。ただ降りや平坦の惰性で進める距離、速度の維持はロードバイクより劣っていたのは確かで、ロードバイクならばもっと時間的余裕があったとは思う

 

来年もリベンジしよう。今度はロードバイクか、悔しいから次もグラベルロードか

 

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会場を後にして帰路に着く前に、鬼ヶ城へ寄り道。ここの海鮮丼が安くて美味しくて好き。あと『熊野が好き』が永遠に流れていて耳に残る。本当に好きになる
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昨日買えなかった直売みかんと、梅干しを買って帰った

 

そしてやはり頑張った後の温泉へ

yumekodo.jp

熊野市の会場付近には温泉が無いので、30分ほど車を走らせて尾鷲へ。
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小高い丘の上にあって眺めが良い。内湯外湯1つずつでめちゃくちゃ広いとは言えないまでも、広い内風呂でくつろげた。700円
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昨日一晩過ごした街並みを見下ろして感慨深くなる

完走はできなかったけれど、お気に入りの熊野の地にこうして再訪できたことも、自転車で走ることができたことも本当に良かった。