未来のデイリーライフ

ツーリングの備忘録をメインに、自転車や日常の事も書きます

第二回グランフォンド熊野への参加(1日目)

去年と違う年を過ごすために、今年は自転車のイベントに積極的に参加しよう

そう思ってスポーツエントリーのサイトとにらめっこ

ひとまず、参加して見たい、距離的にも無謀では無いいくつかのイベントの候補を決めて、いざエントリー

その一番最初のイベントが、2月早々にやってきた

 

それが『第二回グランフォンド熊野』

 

2024年2月3日(土)

因みに本イベント開催日は2月4日(日)で、3日(土)は関係がない(正確には前日受付をやっている)

今回の記事ではイベントに参加するために、開催地である三重県熊野市へ前入りした様子を書いていく

 

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早朝、と言うほどでも無いけど、清々しい朝、笠松競馬場を通過し、200km以上離れた熊野市へ下道7時間かけて向かった

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桑名市に入り、河川敷の公園でトイレ休憩。三重県に突入する事は容易いが、熊野まで行くのには中々骨が折れる

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気持ちの良い晴れ空だけど、この時点で明日の朝の天気予報は雨。

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自転車のイベントは雨天決行が基本だけど、あまりに荒天だと流石に中止になる。半年前の富士山ヒルクライムがまさにそうだったから、またしてもイベント中止になったら流石に悲しい

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道の駅津かわげで10時の休憩。先は長いのでこまめに休憩。これはいちごのバームクーヘンにチョコが掛かったもの

 

松阪市を越えて大紀町

ようやく三重県縦断も半分くらい

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お昼にちょうどいい時間だったので、偶々Googleマップ眺めていた時に見つけた気になるカフェに行ってみることにした

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『cafe めがね書房』さん。眼鏡にこだわっている者として、めがねの名のつくカフェは見過ごせ無い

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ブックカフェだとは認識していたけど、古民家カフェでもあったとは驚いた。

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物凄くお洒落でいい雰囲気だ。この写真をパッと見てトイレを背にしているとわかるだろうか。でもよく考えれば縁側の突き当たりには確かにトイレあるよね、古民家

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これほどこのお店に相応しいタイトルの本も無い。何なら僕自身にも相応しい。珈琲が趣味のメガネ野郎なので。どうも眼鏡のファッション雑誌(そんな物があるとは初めて知った)の珈琲特集回だった。

欲しくなって調べたけど、流石に古すぎてアーカイブに名前こそあったけど、紙の注文もデジタル版の購入もできなかった。読みたければまたこのお店に行くしか無いか

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ランチはバターチキンカレーのみ。ライスは古代米。スプーンで切れるくらいに柔らかいけど、ジューシーな鶏肉が入っている。メニューの説明にあるようにじっくり煮込まれた、美味いカレールーだった

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ドリンクとデザートをつけて1800円。カフェ巡りが趣味なので躊躇わ無い。というかただ珈琲と甘味が好きなだけ

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デザートはバスクチーズケーキ。つい先日の九州ツーリングでバスクチーズケーキが美味しいと評判のカフェを諦めていたので、これはと思ってチョイス。これもまためちゃくちゃ美味しかった。上面パリッと、レアチーズケーキのような濃厚なめらかな本体生地。ホイップもたっぷりつけてくれているのが嬉しい

 

それにしてもブックカフェである

昨今だと大型商業施設の広い書店に併設のカフェスペースがあるのは珍しく無いし、半年前には移動ブックカフェと称してチョコバナナとコーヒーを提供しているキッチンカーを見かけた事もある。僕自身は最近自己啓発本を読むようになって読書に縁ができたのもあって、今日もこうしてブックカフェに来て見たわけだ。けれど商売として見た時にブックカフェって成り立ってるのだろうか。カフェは飲食業なのでお客さんを回してナンボだと思うのだけど、読む本と場所を無料で提供しつつ、珈琲やスイーツは有料ではあるけど、1時間本を読む人が珈琲3杯4杯も頼ま無いわけで、全然稼ぎになら無いように見える。ただ『ブックカフェ』という場所が魅力的なのも事実。きっと今後も読書をする人は減っていくんだろうけど、ブックカフェが欲しい人は絶対居る。実際儲けてるのかそうで無いのか分からないけど、多くの人が必要としていなくても、確かに存在する一部の好きな人の為にカフェをやっているのだとしたら、それはすごい事だなぁと思った

 

因みに僕も1時間ほど居させて貰ったが、気になった点がひとつ

美味い珈琲片手に読書出来るのは理想的な環境ではあるが、珈琲好きとしては、人が淹れてくれた珈琲は冷めないうちに飲みたい。冷めても美味しい珈琲はあるけど、珈琲はやはり淹れたてが1番で、自分が淹れた珈琲は冷めても仕方ないが、淹れてもらった珈琲を冷まさせてしまうのは悪い気がしてしまう。かといってブックカフェですぐ飲んでしまうと、結局読書するだけになってしまう。

という面倒な人間なので、僕はブックカフェ向いてないなぁと思った(笑)

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かくして、15時を過ぎた頃ようやく目的の熊野市駅前に到着した。その頃には明日の雨予報が信じられる程度にはどん曇りになっていた

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初めて訪れた熊野の駅前は、予想外にがらんとしていた

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地面と同じ高さに噴水が出ている

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昔からありそうな駅前の書店。こういう所雰囲気あっていいよね

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駅前にやって来たのは、ここにある『熊野市文化交流センター』がグランフォンド熊野の事前受付場所だからだ。図書館と文化会館がくっついたような館内を進むと、控えめな主張で看板が立っていた

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事前受付をして、前日に受付した人だけが引ける特典のくじを行う。残念ながら1番下の4等。自転車用のアームカバーと、熊野土産のレトルトカレーとお米2合を戴いた。十分豪華!

 

せっかくなので駅前を少し見て歩く事にした

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熊野の駅にはどんな電車が来るのだろうと駅舎に入ると、電光掲示板には次の電車は1時間後にしか来ないと表示されている

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全然電車来ないじゃんと思って時刻表を見たら納得した。1時間に1本しか通っていなかった。まさかだ

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陸橋からホームを見下ろす。よく見たら電線が通っていないので電車じゃなかった。地元と同じだ。三重県にも走っているとは意外や意外

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駅舎を出ると目に入るのはリノベーションされた和風の建物。大きく観光案内所と書かれている。写真には写っていないが、同じような古綺麗な建物でお土産さんもあった。

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まず観光案内所に入るとアニメの展示が目に入った。『凪のあすから』という作品の聖地らしい

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名前は聞いた事があるけど見た事はないアニメだ。何回か熊野に来ているけど、アニメの聖地になっているとは知らなかった

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観光案内所の2階ではしっかりとパネル展示が行われており、原画みたいなものまで見れたけど、知らないアニメなので何も分からん。せっかくなので帰ったら観てみようかな。1階ではアクスタやコースターか何か、グッズ販売もしていたし

 

隣のお土産さんは、駅前だしラングドシャとか饅頭とか当たり障りないものしか無いかなと思って入ったら、またも予想外。

 

那智黒、熊野のヒノキ、柑橘系、勝浦のマグロと、充実のラインナップ。それほど広く無い店内に綺麗に整列してあって、思わず長居してしまうほどだった。

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三重県とコラボしているポケモンティーバッグ、熊野のヒノキの香り袋、にいひめドレッシング、梅マグロ缶を購入した

 

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沢山お土産を買ってしまったけど、今回車で熊野に来るにあたって買って帰りたい物があった。

『道の駅パーク七里御浜』にある直売所で買える柑橘類だ。バイクで何度も訪れているが、バイクでは買って帰れない。

と思っていたのだが、15時にお店が閉まるようで買えず…

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道の駅の方ではみかんが買えるようだったけど、ちょっと違う。沢山の種類のオレンジやみかんだけがずらっと並んでいるあの直売所で買いたい。明日リベンジする事にした

 

そういえば道の駅の名前にある『七里御浜』に降りた事ないなと思って、見にいく事にした

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大きな歩道橋で道路を渡ると、目の前に広がる海岸線

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綺麗な青い海が見える

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『七里』の名前の通りべらぼうに広い砂利の浜

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調べたら25kmもあるらしい。南北の長さもすごいが、防風林から波打ち際までもなかなに遠い。
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やっと辿り着いた波打ち際。砂浜じゃなくて砂礫浜だからか、波が引いた時に小石同士がぶつかり合う音のようなものが聞こえる

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天気が良ければもっと綺麗なブルーの景色が見られたろうになぁ

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しばらくぼうっと波打ち際を見ていた。こういう時間好き

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せや、と思ってアクキーの撮影会を始めた(何が『せや』なのかは自分でも分かってない)

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所謂オタ活、推しカツというやつだろうか。色んなアクスタ外に持ち出して、旅先で写真撮るの、面白いかもしれないな

 

良い時間になったので熊野市から北上し、尾鷲市へ一度戻る。今日のホテルはそこ

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『シティホテル望月』さん。最近良いなと思ったホテルが喫煙部屋しか空いてなくて諦める事が多い。タバコ臭いの平気と言えば平気だけど、喫煙部屋か禁煙部屋かと言われたら禁煙一択かな…。ここは禁煙が空いていて約6000円で素泊まり出来る良い塩梅。最近ホテルの値上げをかなり感じる。

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夕飯を求めて夜の街へ。ホテル近くにこれまた昔からありそうなペットショップがあった。積み上げられたペット用ゲージが見える

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ケーキ屋さん。18時ともなると殆どショーケースは空だ。残っているケーキを買いたくなる

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少し歩くと飲み屋街がある。海沿い街らしく魚料理の食べられる食事処があり、目星を付けていたお店があったのだけど、いざ着いてみると暖簾をくぐるか悩んでしまった。以前鹿児島の夜に入った飲み屋さんで常連さんに絡まれて、帰るタイミングが分からなかったことを思い出す。僕はお酒を飲まないし、シラフで相手をできるほどコミュ力も高くない

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入るか入らないか決められず、飲み屋街近辺を歩き回る。クレープ屋さんを見つけた。ここは入れる。けど今はクレープという腹じゃない

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飲み屋街の先に見えるのは尾鷲駅だった。尾鷲駅ってもっと大きくて人が沢山いると思っていたけど、全然暗いぞ

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タクシーこそ待っているけど、人気が殆どない尾鷲駅。天気予報で四日市や津と並んで三重県の代表地点として名前があがる尾鷲市だから、もっと駅前は栄えているのかと思ってた

時刻表を確認したら熊野と同じく1時間1本しか電車が来ないらしい。尾鷲も先ほどの熊野にも特急は停まるが、それも3時間に1本だった。驚き

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お店で食べるのは諦めて、イオンまで歩いてきた。思っていた綺麗で巨大なイオンではなく、年季の入った田舎のスーパーが現れる。

 

今日は節分なので、因んだお惣菜が沢山並んでいる。勿論恵方巻きも。恵方巻きにしようかと思ったけど1人で食べるには多い。明日の補給食にカロリーメイトやゼリーを買いつつ、どのお惣菜にしようか悩んでいたのだけど、だんだん面倒になってきた

 

踏み出せ、失敗しても死にはしない、場数を踏め、ワンチャン何か面白いことがあるかも

ということでレジ袋を下げて、先ほど潜らなかった暖簾のお店に行く事にした

 

やけっぱちで扉を開けると、お店の中には他のお客さんは見えず、がらんとしていた。

大きな生簀とカウンター席が目に入る

陽気な大将と、バイトの女の子がお出迎えしてくれた

 

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カウンターのすぐ後ろの個室に案内されて、ほっと一息。元々フライか天丼か、焼き魚かなという気持ちだったのだけど、大将が『しゃぶしゃぶもやってますんでね』と言うのでメニューを見ると、『今はブリ』との文字が。

 

ぶり、しゃぶしゃぶ。ぶりのじゃぶしゃぶ。…『鰤しゃぶ』か!

去年末に街コンで出会った女性が、冬は富山に鰤しゃぶを食べに行くんだと話していたアレか!

妙な巡り合わせを感じて鰤しゃぶセットをお願いした。

 

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オプションで4種盛りの刺身を選ぶと、最初に小鉢と一緒にやってきた

説明がなかったのでよく分からないけど美味い赤身の4種盛りだった。ひとつキモみたいなのが乗っていて、それは微妙だった(キモが好きじゃないので)

鹿児島の魚料理亭で定食を頼んだ時と同じように、ここでも小鉢に乗って大根の煮物が並んでいた。大きく違うのが味付け。鹿児島は出汁だったけど、ここは赤味噌。とびきり濃い。味噌煮込みうどんの味噌レベル。つまり名古屋圏の味付けなんだけど。

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さてお待ちかねのしゃぶしゃぶタイム。野菜と一切れの切り身が出汁で煮てあった。〆にご飯を入れて雑炊に出来るらしい。おかわりしないと米足りないよ…

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正直家でやるしゃぶしゃぶは豚しゃぶなので、湯にさっと潜らせるしゃぶしゃぶは経験がない。のでテレビでやっていたのを思い出しながら、ぐつぐつしている出汁に2、3回ぶりをしゃぶしゃぶして食べてみた。めちゃくちゃうまい!

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さっと潜らせると、周りは白くなって炙りサーモンみたいなちょっとこってり感が出るんだけど、中までは火が通ってないからぶりの刺身の味がする。言ってしまえば、回転寿司の『炙り◯◯』みたいなお味。けれど回転寿司よりめちゃくちゃ美味い。

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しゃぶしゃぶっぽい写真を撮ろうと頑張ったけど、手がブルブル震えてダメだった

しゃぶしゃぶしたぶり、更に置いてしまったらぽく見えない。でもそんなこと言ってる場合じゃなかった。鰤しゃぶ、美味すぎた

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ご飯は3分の1くらい残して出汁吸わせてみたけど、想像通りの美味さ。しゃぶしゃぶでぶりの旨みが更に加わったのか、出汁もめちゃくちゃ美味い

 

結局お店の人には気を遣ってもらったのか対して話しかけられなかったのだけど、最後に『今日はヤーヤ祭り観にこられたんですか?』と聞かれて、やっぱり飛び込んで正解だったと思った

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大将の言っていた『ヤーヤ祭り』とはどんな祭りなのか、真相を解き明かすべく、再び夜の街へと歩き出した。

なんの偶然か、ヤーヤ祭りは2日前の2月1日から明後日の5日までのお祭りらしい。大将いわく『今年からコンプラで裸じゃなくなった』との事で、新聞やニュースにもなっていた。祭りの中で裸になった男たちが川に飛び込むそうなんだけど、スマホでの撮影、SNSでの拡散への対策として、今年から下着着用になったと。

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神輿担いで街中を走り回る、みたいな祭りかなと思って声のする方へ向かうと、狭い路地でもち投げをするような足場が組まれて、提灯を持った法被姿のにいちゃん達が『ウォーイ』とか言っていたが、それ以上のことはよく分からなかった。しばらく見ていたのだけど、動きが全くなくて、ブチ切れている若者が居て抑えられたりしていたけど、全然何をしているのか分からなかった

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取り敢えず思っていた以上に田舎町だった尾鷲市だったので、若者はこういった祭りは強制参加で、でも大体みんな顔見知りみたいな感じで、そういう青春を彼らは過ごしてるんだな、と思った。自分の地元では祭りごとをサボっても何も無かったし、あぁ、(尾鷲のにいちゃんねえちゃん達は)自分が手を伸ばさなかった青春をやってるんだなと

そしてホテルへと戻り、明日の本番、サイクリングイベントに向けてベッドに入った

 

続く