2021年11月6日(土)
今日は九州滞在最終日
昨日阿蘇の道の駅で買ったモーモーロールを朝食に、今日の予定を確認する
行きと同じく新門司港から大阪行きの船で帰る、時間は17時
今日も阿蘇へ行きたかったけど、昨日行って帰ってきた時間を考えると少し厳しいか
ホテルから近い別府をぶらぶらして、遊びに来てくれるらしい九州のフォロワーさんと合流したら、一緒に北上しつつ案内してもらおう
別府は大きな温泉街であり、フェリーの港のあるところだ
初めての九州ツーリングでは大阪ー別府間のフェリーを利用して、初めて踏んだ九州の土はここにある
そんな別府を見渡せる場所のひとつ
十文字原展望台
港に見たことのあるさんふらわのフェリーが泊まっているのと、湯煙のあがる街が見えた
別府到着
ここではあちこちから湯煙が上がっていて、温度も少し高い(歩いているとよく分かる)
フェリー乗り場のある街は通過するだけになりがちで、別府も8ヶ所ある地獄巡りの2つ回ったくらいだったので、改めて観光したいと思っていた
かまど地獄と鬼山地獄の近くにある観光駐車場にバイクを置いて歩きだす
目の前にある鬼山地獄にお金を払って入ると、早速ぶくぶくと湧き上がる熱湯の池が見られる
写真が無くなってしまったのでここでは様子を伝えられないんだけど、後述の動画では少し出てくるかも
併設でワニ園があって興味深かった
ワニは直接温泉に浸かっているわけではないが、その熱を利用して飼育層を温めることはしているらしい
どうして別府の街中にワニはが?という理由は忘れてしまった
結構な数のワニがいた
あと大きさも大したもので、巻かれたり噛まれたりしたらあっさり死ねそうなくらいの重厚感だった
大体みんなおねむのようで殆ど動いている姿はみられない
でもガラス越しとかではなくて上から覗き見るような感じなので、肌の質感とか瞼とかよく見えて迫力があった
かまど地獄&ワニ園を後にして街歩きスタート
時間がまだ9時前ということで、何処もまだお店が空いていない
何か食べるものはないかと探していると、
『白猫のパンニャコッタ』というそそられるのぼりが!
ホテルのロビーで売っているとのことで、9時前でも空いていたが売っているホテルがいきなり土足厳禁で、ブーツを脱がないとロビーにすら入れないということで断念した
別府のあちこちから上がる湯煙は煙突に限らず、適当な路地の水路の鉄格子からもモクモクと上がっている
面白い!
温泉街の煙って大体硫黄臭かったりするけど、ここのはそんなことはなくて
視覚的には凄くもくもくとしているが、不思議と無臭だ
スクランブルベップ
エッグと別府をかけたのうまいw
ひと口に別府温泉といっても、エリアによって別々の名前がついているらしくて、
この辺りは鉄輪温泉というらしい
石畳と坂、渋い温泉宿が並んでいてエモい
◯◯銀座通りって各地にあるよね
無数の煙突からはそれはもう工場地帯かよってくらいもくもくと煙が上がっている
岐阜の周りには、下呂温泉、平湯温泉、ちょっといって草津温泉など有名温泉街があるけど、別府ほど湯煙が立ち上る街はないので、らしさでいったらここが一番好きだ
歩き疲れたら自販機でかぼすドリンクを🥤
ご当地柑橘類好き
熊野の新姫とか
お店が開き始める時間になったので、此処はやはり温泉で蒸したスイーツをば!
地獄蒸しプリンソフトや!
こゆいプリンの味がするソフトクリーム
うまい!ソフトだけでなくプリンの方も食べておけば良かった!!
地獄蒸しのお店で九州のフォロワーさんと再会、合流
なんだか久々に会った気がしない(ひと月前にこの方も岐阜を訪れている)
オレンジミーティング(主にKTMのバイク乗りが集まるイベント)で初めて顔合わせして以来、岐阜に来てもらっては歓迎して、自分が九州にいけば会いに来てくれていて、なんだかんだ年1くらいで会っているかもしれない
SNSのちからってすげー
本当は一緒に阿蘇まで走りたかったけど、時間がありそうで無いので
案内された耶馬溪は紅葉真っ盛りだった
奥耶馬溪にある一目八景は九州らしい岩山の数々と紅葉を合わせて見られた
岐阜にもロッククライミングが盛んな山があったりするけど、ここまで岩山だらけじゃないので面白い
ここら辺の岩山が登れるところなのかは分からないけど、ゲームみたいに自由に登ったり空飛べたりしたらこういう景色は楽しいんだろうなって思う
と、思っていたら家に帰ってきてからのテレビで、ここではなかったけど大分の岩山に空いたアーチをドローンで通す、みたいなのがやっていて、やっぱり岩山のスケールがデカすぎると思った
真っ赤な紅葉
近頃紅葉スポットは混むからという理由で楽しむ気持ちを忘れていた気がするけど、
こうして見るとやはり季節を楽しむってリフレッシュに丁度いいなと思った
耶馬溪の後は城やコスモスを見た中津市に寄って、『中津唐揚げ』の定食を
道の駅に『黒田官兵衛ソフト』なるものがあったのでそれを
黒豆とモンブランが乗っていて好きな味だった✌️
15時半くらいに新門司港着
15時にツーリングが終わるなんて早すぎる…と思わなくもない
ほとんど別府から新門司まで移動しただけになってしまったけど、付き合ってくれたフォロワーさんありがとうございました!
これも毎度ながら最後にお土産まで用意してもらって感謝!
関東の夫婦かカップルかで、タンデムでここまで来ていたっぽい
アドベンチャーバイクといえどタンデムでこんな長旅って大変じゃないのかな??
でも出来るのならやってみたいね
少なくともモタードやSSでタンデムツーリングするよりは快適だろうし、そのときは自分もアドベンチャーバイクにして連れて行ってみたい
名門大洋フェリーさん今回もまたよろしくお願いします
出航前の甲板でちょっとカッコつけるのが好きだ
手すりにもたれて缶コーヒー片手に潮風感じちゃったりしてね…(末期)
でも本当に帰りのフェリーの出航前は本当に好きな時間で、
山を越え街を越え海を越えて九州に来て、3日も走っていたはずなのに全然あっという間で
船が出たらまたそうそう来れなくなると思うと、なんとも言えない気持ちになる
毎回同じなのは、また来てやるぜ!!と思えるところだろうか
今回はそんな様子を動画にしてみたので気が向いた方は見て頂けたらと思います
今夜の晩御飯は中津の道の駅で買っておいたお惣菜
お弁当の定番、卵焼きとウインナー
野菜と米がいっぺんに取れるレタスまき
締めは大分産のいちごミルク
別府を観光し、フォロワーさんとマスツーして、ダメ押しとばかりに大分産の惣菜をフェリーに持ち込んで夕食、完璧だった…!
今日の様子も動画に纏めたので、ブログの補足がてら見ていただけるとうれしいです
2021秋 九州ツーリング4日目(KTM 690SMC-R) - YouTube
余談だけど九州を後にしたこの日の深夜、
乗客間で傷害事件が起きたらしく(酔って暴れたのかな?詳細は教えてもらえなかった)、取り押さえるために海上保安庁が乗り込んでくることになって、船は緊急停止
朝起きても全然大阪に着く気配がなく、どういうこっちゃと思っていたら、そういう館内放送があった
思えば夜中に船のエンジン音が不規則になっていたような気もするけど、なにか騒ぎがあったような声は聞こえなかった
こんな逃げ場のないところで身体的実害を受けなくて良かったと安堵した
結局そのせいで大阪港着は4時間ほど遅れてしまって、基本甲板でぼーっとしている自分も流石に飽きるくらい長い船旅になった
以上、
通算5回目、SMC-Rでは初めての九州ツーリングでした
九州ツーリングは大阪でフェリーに乗ってしまえば直ぐに着く手軽さが好きだ
日本列島のど真ん中にある岐阜から、西の端である九州は自走するとそれはもう大変だけど、フェリーに乗れはそれが半分以上チャラになって移動を考えなくて済むから九州の中をどう移動するかだけを考えられる
そして雰囲気が本州と全然違っているところが楽しい
九州には九州の、それぞれの県でそれぞれ違った雰囲気を持っていて、それは岐阜県だけにいたら全然知らなかったことだ
関西や東北ほど言葉の訛りが強くはないんだけど、フェリーから出るたびにあぁ九州だなあここはって毎回思ってしまうのはなぜなんだろう
ともあれ、やっぱり九州ツーリングは好きだった!
次の九州ツーリングではどこへいこうかな!?