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6日目らしい。
今思うと6日もバイク乗り続けているってすごいな。しかもまだ3日ほど続くし。
実は結構なことをやっていたのかもしれない、もう少し自信を持って言ってみてもいいのかもしれない
2021年8月11日(水)
朝、雨は止んでいた
Sさんがカーテンを勢いよく開けながら、『晴れたー!』
と叫ぶところからスタートする
ところでなんとなく外を覗いていたら何かいて…
お前…イッヌか…?
えっ?野生?飼い犬?
その後ウロウロしていたが何処かへ言ってしまって、ここを離れるときも見かけることはなかった
昨日は満身創痍でセイコマにも寄れず、何も買ってないので朝ごはんはない
昨晩のカフェも開くには時間がかかる
だがそれを見越して晩御飯のときにカフェでドリップバッグを買っておいたのだ!
(ちょっとこぼしてしまって申し訳ないです)
山の上の快適コテージで朝コーヒー
優雅です
空は快晴とは言わないが、予報でも雨のピークは過ぎ去っており、巻き返しを期待したい
せっかく北海道に来ているんだもの
昨日散々雨に打たれたこともあって愛車たちはドロドロカピカピになっている
今日の宿についたらチェーンに注油したいね、などと会話しながら出発する
それにしても昨日の天気は本当に酷くて、夜のニュースで散々気をつけるように言われていたし、今朝も道東の各地で季節外れの冷え込みになっていると言っていた
これぞ試される大地…
周りからも心配の連絡が来たり、この後もしばらく北海道の季節外れの冷え込みは続いて話題になったりと、これもまたツーリングの印象深いことだったかもしれない
ベーコンおかかのおにぎり
おかかのさっぱり目のだし味に、ベーコンがパンチを添えてくる、単純だがいい組み合わせだ!
ちょくちょくみかける北海道限定パッケージの缶コーヒーもついつい買ってしまう
今日のゴールは阿寒湖や摩周湖のある付近の『川湯温泉』にあるライダースハウス
寄り道としては『天に続く道』や『さくらの滝』、あわよくば『開陽台』などを予定とする
まずは『天に続く道』に向けて早速100km走る
道中ではツーリングマップルで予習したいくつもの湖の横を走った
汽水魚であるミドリフグを飼っていたことがあるので『汽水湖』であることが気になっていた『サロマ湖』
地図で見ただけの想像よりかなり大きい
天気のせいか濁っているので琵琶湖を思い出させる
湿原地帯で景色がとてもいいらしい
『濤沸湖』
確かにこのあたりは道北ほどではないけど視界が開けていて、キレイなところそうだ
ただいかんせん何処へ行っても曇天なのが残念だった
期待しすぎなのかもしれないけど、晴れていれば思わず停まってしまうような景色だったのかなと思わずにはいられない
天に続く道まであと数十分の所で止別駅に寄り道
一昨日の豊富駅に続いて2つ目の駅訪問だ。バイクで来ているのに不思議
ここでは駅舎がそのままラーメン屋さんになっていた
ラーメン『きっさ』と書かれているところに地元のお店感を感じる
雨は降っていないけど、今日も寒いので温かいラーメンはとても美味しかった
そしていよいよ天に続く道へ
これはそのスタート地点にむけて走っているところ
なるほどこの時点でも既に面白い景色だ
相変わらず北海道らしい真っ直ぐな道が伸びているが、ここは丘をトレースしているから山と谷がよくわかる
ここはいつからか分からないけど有名になった所で、初めから観光地ではなかったような…?
バイク乗り出したすぐ位の時にニコニコ動画で見ていた北海道ツーリング動画ではこんなに混雑していなかった気がする
さて、この通り(天気悪くて霞んでるけど)空に向かって道が伸びているように見えるから『天に続く道』
これも本州にはないものだ…
が、案の定人がいっぱいでバイクで記念撮影どころではない感じ…
尚ここでの感想として欠かせないのが、
久々にたちゴケかましたことかな!
天に続く急勾配の駐車なので
適当な気持ちでUターンかまそうとして
エンスト
重力には抗えず、脚もつかず…
やっ(ちまっ)たぜ!
余りにも情けないコケ方をしたので
笑うしかなかった(笑)
みんなも気をつけよう、
天に続く道スタート地点の駐車場は
傾斜がヤバイ
しかしRC390ならペダルが折れてただろう所、SMC-Rはノーダメージだったので優秀だ
流石はエクストリームバイク
倒しても壊れないように出来ている…
さて、天に続く道も北海道で抑えておきたいスポットなので行っただけでも満足ではあるが、愛車と満足に写真を撮れずに満足できるほど自分は無欲ではない
そこが混んでいることは想定済だったので、似たようなところをサーチ済みですとも
本家天に続く道の簡易版ではあるけど、
人も車も一切来ないので
個人撮影にバッチリ集中できるぞ!
こういう丘を真っ直ぐに貫く道って、関西の方の農道でもたまにみかけるんだけど、ここほど視界の通りが良くない。
手前から奥まで真っ直ぐに道が見えるのはやっぱり北海道ならではなのかなと
ちなみにSさんの友達が教えてくれたことがあるそうで、この地形を活かして面白い写真が撮れるということでちょっとやってみた
天に続く道を背景に、ジャンプした所をローアングルで撮ることでめっちゃ跳んでるようにみえるというもの
なるほど…?
確かにめっちゃ跳んでる…?
跳びました
ここは本家天に続く道よりも道が短いからか、Sさんの友達のお手本のようには上手くいかなかったかな…
でもこういうトリックアート的なものは初めてやったので楽しかった
そうこうしていたらまさかの雨が降ってきた
時間も思ったより押していたので、さくらの滝と開陽台は諦めてライダースハウスに向かうことに
ところがタイミング悪くハウスのオーナーさんが出かけていた為、近くの硫黄山に向かうことになった
予定にはしてなかったけどなんか見たことのあるところだ!
天気が悪いからかただの緑の山深いところに見えていたが、唐突に火山が現れてびっくりした
これはいい、
湖や開けた景色のほど天候に左右されずに、景色が楽しめる
どうみても危険そうなのに普通に近くまで行けるので、
ぼちぼち人がいた
柵の内側にもガスが吹き出しているところはあって、触ろうと思えば触れるところにそれがある
草津温泉の湯畑や万座温泉あたりでも勢いよくガスが吹き出すところはあった気がするけど、柵もなしにここまで近くで元気なモノをみたのは初めてで興奮した
この硫黄山をイメージしたアイスも美味しかった
いい感じに満足して時間も潰せたので、今度こそライダースハウスにチェックインする
お疲れ様でした
Sさんと心の距離を感じる駐車
(この後各々メンテしたあと詰めて停め直しています)
このEZOライダーというライダースハウスはレンタルバイクもやっており、各種用品も取り扱っていた
一人で旅行するようになってから、何となく距離感が苦手で民宿やゲストハウスを避けてきた(小さい頃は利用したことがある)
なのでライダースハウスは一人で北海道に来ていたら利用しなかっただろう
想像通り、最初は共用スペースの使い方やルールなどを説明してもらう
やはりバイクの漫画や本が多い本棚
Bike Jin(一時期集めていた)がたくさん!
客室は下足禁止だが、ライダー向けのライダースハウスなのでブーツの着脱がしやすいように広くスペースがあるし、背の高いブーツを置いておくこともできる
クロックスも貸してくれる
二人で一部屋
今回はSさんと利用だけど、一人で来ていたら知らない人とこういう形になるのかな??
基本的に部屋にはヘルメットもシートバッグも持ち込めず、飲食も不可
ルールに若干の窮屈さを感じないでもなかったけど、共用ということを考えると妥当なのかも
荷物を纏めたらチェーンに注油をした
その時にウィンカーが結露していることに気づく。えぇ…
Sさんは水を使っても良いと言われて洗車を始めた
まだ時間が早いからか他のお客さんはほとんど居なくて、自分たちが着いたときから居た常連の女の人に話しかけられた
ただどうにもライダースハウスに苦手意識を持ってしまってかそそくさと部屋に戻った
しかし部屋に戻っても片付ける荷物もないのでさしてやることもない。微妙に居心地の悪さを感じていないかこれ…
と、あまりネガティブなっても仕方ないので、机にあったノートを覗いてみた
内容を見ると意外にもライダー以外の利用もあるようで(ライダースハウスって言ってるのにどうして利用しようと思ったのか謎だとは思った)、自転車乗りや徒歩、普通に車で家族旅行みたいなパターンもあった
あとは若者少ない
若い人はノート書かなさそうなので、実際に利用してる若者は居ないとは言えない
さて、ライダースハウスには上手く馴染めなさそうだが、こういうノートやるのも経験かなと思って書いておいた
晩御飯は近くの料理屋さんで
川湯温泉という温泉街だけあってお店は沢山選べる
北海道6日目にしてようやく食べられた海鮮はそれはそれは最高だったそうな
お風呂に向かったホテルではかわいい温泉むすめが居たり
入浴後はセイコマで鉄板のアイスを食べたりした
続く
↓
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