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2021年8月7日(土)
山梨〜青森
ついに始まった北海道ツーリング
一緒に行くSさんと共に2日目は青森県を目指す
ナビゲーションに目的地を入れると、距離806km、到着時間は10時間後となかなか楽しい予測が出てくる
北海道へは日本海と太平洋を行くフェリーでも行けるけれど、コロナウイルスが大流行の中、逃げ場のない閉鎖空間で一泊と半日過ごすのは気持ち的に不安というのがあって、数時間の乗船で済む津軽海峡フェリーを利用するため、青森までは自走することにした
山梨から青森までは東北自動車道ルートで北上する。
気持ちの問題ではあるが、関東エリアのパーキングに寄るのは気が引けていた。ただ生理現象は避けられないし、そうはいっても疲れて休みたくもなるので仕方無かった…
関東中心部から東北自動車道に出て最初にある大きなサービスエリアらしい、は工事中で見る影もなかった
関東人多いし嫌だなあとか思いつつも疲れには抗えず、ちゃっかりその地方ものを味わっちゃう
Sさんと一緒に高速道路走るのでそんなに疲れないかと思っていたけど、思ったよりも疲れた。SMCRはあまり高速に乗りたくないバイク
途中雨に振られたりもしながらなんとか高速道路をかっとばし、ちょうど昼の12時頃に宮城県のサービスエリアに入った
宮城県も含め、ここから先は初めて訪れる県なのでテンションが上がってきていた
宮城と言ったら牛タンかなと思って、つまみやすそうな牛タンサンドを買ってきた
ベンチで一眠りし始めたSさんを放って初宮城を堪能していたら、目を覚ましたSさんに白い目で見られた。ふふ、すまねえ
Sさんも同じものを買ってきて昼食になった
宮城県は知り合いが居たり、KTM乗りのフォロワーさんが何人か居たり、名古屋からのフェリーがあったりと浅からぬ縁があるので、またゆっくりと訪れたい
なんてことを思いながら2年くらい行く行く詐欺してるんですけども
岩手県まで来ると、すんごい遠くまできたな!あと少しだな!という気持ちになる
高速道路を走行中に現れた圧倒的存在感の巨大な山、岩手山には驚いた
道路から観ても富士山や日本アルプスを目前にしているかのような迫力があるのに、標高自体は2000mちょいしかないらしい。よく目にする3000m級の御嶽山、乗鞍岳や、それよりかは少し低い八ヶ岳と遜色ない威圧感だった
岩手山は今後ツーリングの目的地にしたいなと思う
朝5時にスタートした本州縦断は、17時頃に目的地に到着して幕を閉じた
初の東横イン
名前はよく聞くけど使ったことがなかった
こちらが野郎ふたりのお部屋になります
たまに1人利用でもツインに入れられたりすることがあるけど、今回は正しく2人使用です
窓からは東北新幹線がばっちり見えた
さすが駅の隣だ!やったぜ!新幹線は子供の頃好きだった名残で今もちょっとテンション上がる
!?
あのはフォルムはスモールRC!?ピンクナンバー!つまりRC125!あの箱はウーバーイーツ!?
(情報量過多)
その後一行(2人)は夕飯を食べに駅へと向かった
自分は煮干しラーメンとミニねぎトロ丼、Sさんは早くも海鮮丼を注文
この時点で海鮮が旨い…!
北海道の海鮮は本当に旨いと聞くけど、青森でも満足して帰れるんじゃないかというくらいだった
しかしここで海鮮丼を食べたことが後々効いてくるとはこの時思いもしなかった…
その後お疲れ気味のSさんは先にホテルに戻り、ちょっと街歩きしたかった自分は戻らず繰り出した
休むには少し早い時間だったのと、街の中心部と言う割には静かでいい感じの雰囲気で、歩いてみたくなったのだ!
新幹線の停まる駅前らしく整った道が広がるが、交通量も出歩いている人もほぼいない
このあたりの家は変わった形をしていた
屋根が三角でなく、玄関が突き出ていて屋根がついている
聞いた話では雪対策のようだ
屋根から落ちた雪で周りが埋まらないように
玄関も雪で開かなくならないように突き出して囲ってあるらしい
豪雪地帯だからこそ見られるもののようだ
ただ岐阜県にも豪雪で知られる白川郷があり、あそこは積もった雪の重さで家が潰れないように屋根を急勾配にしているので、青森の家の作りとは真逆になっている
不思議だ
近くにはカブというスーパーがあった
Cubという綴りもかの有名なHONDAのバイクと同じだ!
カブが面した道路は片側2車線の大きな道路で、その通りには電気屋から服屋、ファーストフードチェーンなどひとしきり揃っていた
交通量はそれなりにあったが、岐阜の中心部や名古屋とは比べるまでも無いほどゆるやか
日が落ちてから駅前に戻ると、明るく照らされてはいたがやはり人はほとんどいなかった
広くて綺麗なのに人も車も少ない
こういうところはのんびりと街歩きできるから好きだ
満足してホテルへと戻った
とりあえず青森まではこれた
本番は明日からだ
フェリーターミナルはすぐ近く
目前に迫った北海道にさらにワクワクしながら、2日目が終わった
続く
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