早々に梅雨が終わり、月が変わって夏真っ盛り。
バイク乗り出してからは真夏の暑さもそこまで気になっていなかったが、
前ほど積極的に乗らなくなったここ数年は、暑さが厳しく感じる。
そこで人は涼を求めてどんどん標高の高い場所を目指して行くのだが、
ここ数年のマイブームは標高2500m以上、マイカー規制で人も少ない乗鞍だ。
去年ロードバイクを始めたのがきっかけで初めて乗鞍に行った記事がこちら↓
https://bluemily-forest.hatenadiary.jp/entry/2021/09/26/141731
この時から乗鞍の魅力に取り憑かれて、今年は沢山行こうと思って早7月。
今日で通算4回目、今年通算3回目の乗鞍へ行ってきた。
今年の1回目と2回目の詳しくは今回は省くが、そのうち備忘録としてあげるかもしれない。(本当は言ったその時に記事にしようかとは思ってた)
今年の1回目はロードバイクで乗鞍スカイラインをヒルクライムした。
上のリンク先記事で味をしめたので、友人を誘って走ってきた。
2回目は登山目的でシャトルバスを利用した。
ただ残雪とガスガスの天気で頂上へは行けなかった。
今日は2回目のリベンジということで、暑いが天気は良さげなので再び乗鞍へと向かったのだった。
畳平到着
最近の熱帯夜と夜ふかし気味の生活のせいで朝が辛いため、6時に家を出て、10時頃のバスに乗り、11時ごろに到着する。
バスはまぁまぁの人が待っていたが、一度で運びきれるくらいの人数だった。
バスの始発は8時前だが、2本後でも普通に乗って上がれるようだ。と言いつつ今日は臨時便と言って本数が増やされていたので、
早いに越したことは無さそうだが
気持ち雲が多く見えるが、綺麗な青空が見える。
夏になったのである程度の雲は仕方ない。
バスターミナルから降ってすぐの所のお花畑散歩道。
今はキキョウが咲き始めているとか。
そういえばキキョウの写真も撮れば良かった。
通算4回目ともなるとターミナル周辺は大方写真に納めているので、目的の剣ヶ峰に真っ直ぐ向かう。
先月より雪解けが進んでいる。
5月は完全に雪原、6月はもう少し奥まで雪があり、去年の9月では完全に雪がなかった。
ちょっと歩いて振り返るとこんな感じだった。
正面に見えるのは富士見岳。天候不良の前回辛うじて登ったところだ。
更に進むと、7月1日に冬季閉鎖解除された乗鞍エコーラインを見下ろせる場所に来る。
前回は雲で全く先を見通せなかった。
ただ雷鳥が滑空していくのを見られた場所だ。今日は雷鳥見かけなかった。
初めて見るエコーライン。
エコーラインを登ってくるロードバイクが見える。良いなぁ自分もやりたい。
剣ヶ峰が見えてきた。
ちょっと後ろに雲がいるが、頂上が見えなかった前回から大いなる進歩。
尾根を歩く沢山の人が見えた。
山小屋みたいな建物が見えたり、残雪を滑走するひとが見える。
今年からロードバイク乗り向けの『冷泉小屋』というホテル兼カフェ兼休憩所が出来たらしいけどここからでは確認出来なかった。
ここから本格的に剣ヶ峰までの登山開始。
見るからに沢山の人が登っている。伊吹山とか富士山のよう。
絶景の中2Lのアクエリアスを小分けにする友達。
確かに自分も小分けで1.5L以上の飲み物を持ち歩いてるけど、毎回2Lのペットボトル背負ってくる友達はなんか面白い。
写真の解像度では見られないかもだけど、中央部山の向こうに街並みが見える。
恐らく松本市街地だろうか。
別アングルでエコーライン。
RPGの一本道マップみたいだ。
本当にあそこを自分の足で走ってみたくて堪らない。次はエコーラインを走りに来よう。
高山植物(詳しくは知らない)
混雑しているのもあって、ちょっと登っては振り返ることを繰り返す。
今まで辿ってきた道がよく見えるし、既に正面の山より高いところにいる!
山の向こうに見える雲が不思議なことになっていた。
モニターの不具合かのように、ある一定の高さで雲の色が変わっている。
上はピンクかかっていて、下はいつも通りの白い雲だ。どういう状況なんだろう。
一山登ると火口ようなものが見られた。
雪解け水で出来た泉の水色ってなんであんなに綺麗な色をしているんだろう。
頂上まで後少し。絶景の尾根歩き。
青空と山の緑加減に夏を感じるし、遠くまで見渡せて本当に気持ちいい。
山頂山小屋に到着。
お土産とかコーヒーが売っている。富士山に沢山あった宿泊できる山小屋を思い出させる簡素な小屋だ。
写真の中央部に富士山が見えるんだとか。
流石に雲がもくもくとしていて見えそうもない。
山頂到着!!
もはや並ぶものなし!ここらで1番高いところにいる!!
頂上からも火口が
結構あっさり登り切ったけど、こんな絶景をあっさり見られるんだからめっちゃお得だと思う。
苦労の末にたどり着く絶景の感動はひとしおだけど、楽に見られるなら越したことは無いなって思う。
向こうの岩山には登れないようだ。乗鞍岳一帯は全部が全部登れる山では無いみたい。
積乱雲が成長してきてる。
登頂証明✌️
お疲れ様!天気は良いし涼しいし、意外と楽に来れたぞ!
山頂でおみくじを引いたら吉だった。
焦って動くな、周りに引っ張られるな、心動かさずいつも通りにしていれば時が来た時に良いことある、と割りかし辛辣だった。
こういうのはナントカ効果かもしれないが、確かに最近心当たりがあるから辛抱強くいようかな…
下山前にういろう
ロードバイクで走った後とかめっちゃ美味しいんだけど、今日はそんなだったのでやはり楽だったのかも。
頭上では入道雲がもくもくと成長してきていた。
タイムラプスとかするまでもなく、肉眼で追えるレベルで急成長してて面白い(と同時にヤバいかも?と思ったり)
ここら飛騨地方の山は午後から直ぐに雲が沸いてゲリラを起こすから油断ならない。
とても綺麗な空なのだが早々にずらかることにした
頭上だけでなくて斜面に沿っても雲が上がってきていた。
運良く畳平のバスターミナルに戻ってきたスンデの所で雨が降り出した。
氷の粒が混じっていて驚いた。山の天気は変わりやすいというけれど、初めて山で本降りの雨に出くわして良い経験になった。
落ち着いてカッパを出す人、ダッシュでバスターミナルの屋根を目指す人、傘を差す人、対応は様々。因みに自分は傘を持っていたが走った方が早いと思って走った。
雨の中歩いて下山にならなくてラッキーだった。
下ろしたてのザックだからかしっかり撥水してる。
雨は乗鞍山頂付近かと思ったら、ほうのき平スキー場にバスで降ってもまだ降り続けていた。今日のゲリラ会場はここだったようで…
ということで、乗鞍スカイライン走破に続き、乗鞍岳登頂の実績も解除できた。
残るはエコーライン側の走破かな。登山に関してはまだもう少し登れていない山もなくは無いけど、メインの剣ヶ峰を攻略出来たので気が向いたらまた登ろうかなという感じ。