2025年5月11日(土)
今日は初めてアフターヌーンティーを体験してきた
アフターヌーンティーというのは、紅茶を飲みながら2段、3段のお盆に乗ったサンドイッチやケーキやその他焼き菓子を食べるやつで、
小さい頃、プリンセスが出てくるようなディズニー映画で観たか何かで知ったと思う
紅茶やら高級感あるスイーツが沢山並んでいる様は甘いもの好きにとって憧れであり、とはいえ気軽に食べられる機会があるわけでも、そもそも何処で食べられるのかもわからない。けれどいつか体験してみたい
カフェでワッフルやらケーキやら、スイーツを食べるのが好きな僕としても、常々心の奥底でそう思っていたのだけど、
偶々、SNSでフォロワーさんの旅noteを読んでいたところ東北の某所でアフターヌーンティーをしてきたとの記述が
『へぇ、カフェで食べられるところがあるのか。いいなぁ!』
そう思って自分のSNSで呟いたところ、同じようにアフターヌーンティー体験してみたいという反応が
ほうほう
ならば近くでアフターヌーンティーを体験出来るところは果たしてあるのか
Googleマップで『アフターヌーンティー』と検索してみると、それなりにヒットした
写真を見るに、想像する通りの、3階建てスイーツタワーで間違いない
要予約で3000円とか4000円、意外と高いな
というか要予約ばかりだった
それは個人経営のような小さなカフェに限らず、
規模の大きめな大型カフェであってもそのようで、行ってみたいと思い立ったものの
予約が必要となると少々手間だなと思ってしまった
ところが、色々あって友人がお店を探して予約をしてくれて、
思い立ったが吉日、名古屋のホテル最上階のカフェラウンジでアフターヌーンティーをすることになったのである
という訳で、16時
名古屋マリオットアソシアホテル、52F
スカイラウンジ ジーニス
へ
予約時に500円チャージすると窓際席が取れるのだけど、時間(アフターヌーン終了まであと1時間)もあってか窓際席に案内してもらえた
52Fに来るまでも、いい香りのするエレベーターホールや、金ピカで鏡張りみたいなエレベーターに興奮したのだけど、
ラウンジ入り口で傘を預かってもらえたり、席も店員さんが引いて押してくれたり、流石はいいホテルの最上階だと実感
アフターヌーンティーセット、要予約で1人6000円です
念の為革靴に黒のスラックス、上は襟付きの半袖シャツに留めたけど、一応気合いの入れたデートとかで着るようの勝負服で着た(特にドレスコードはない。とはいえスーツ姿の人が結構多かったけど)
着席後アフターヌーンティーの説明と、最初の1杯の注文をする
飲み物は90分飲み放題。飲み放題なんて書くと居酒屋のようでホテル最上階にふさわしく無い表現な気もするが、飲み放題だ
紅茶、珈琲(アレンジ含む)、度数極少のワイン、ソフトドリンクから選べる。そしてドリンクバーではないので、カップが空くとウェイターさんが気づいて注文を取ってくれるシステム。6000円恐るべし。ホテルのラウンジ恐るべし。

とりあえず最初はアフターヌーンティーなので、普段は珈琲派の僕も紅茶を
ゲイシャブロッサムティーとロイヤルダージリンティーが運ばれてくる。既に香りが違う、とてもいい香りがする!
ゲイシャブロッサムってなんぞや、であるが、珈琲はゲイシャ種が稀少で美味しいので紅茶もゲイシャは高くていいやつに違いない
ブロッサムはモンハンにブロッサム装備って花の装備があるから、花の紅茶だろうか?
調べたら『高級な緑茶』だった。なんと…びっくり
そしてお菓子が運ばれてきます
アフターヌーンティーといえば、の2段、3段のやつではないけれど、ずらりとお菓子(+お料理も)が並ぶ様子は壮観。
これ全部食べて良いの!?たまりませんな!
内容は旬によって変わるようで、今はメロンを中心としたデザートが並ぶ
メニューが書いた紙を記念に持って帰ってこようと思って忘れたので、正式名称は忘れたのだけれど
アボカドとポテトのサラダ、鱚のフライ、キッシュ、パテドカンパーニュ(ハムみたいな肉を固めたやつ)、グリーンスムージー、プチシュー、メロンパンナコッタ、パウンドケーキ、メロンショートケーキ、キウイのタルト
それからスコーンが2種類
苺ジャム、ラズベリージャム、唯のマーガリンじゃない、ちょっと良いバター
流石はホテルという感じで、お料理単品で見てもお洒落だけど、並んだ時の配色の統一感、芸術的だ
勿論味も最高に美味い。良すぎて今後2000円くらいで食べられるアフターヌーンティーで満足できるか不安になるレベル
そしてそれを52Fの高さから名古屋の街並みを見下ろしながら頂けるという、
僕は急に何をやっているんだろう

スカイツリーとか都庁とか登ったことはあるけど、こういった展望レストランで食事をするほどの仲になるお付き合いも経験がないので、この高さでご食事をしたのは初めてな気がする。良いもんですねぇ。特別感がすごい
これはホテルの52Fで頼んで出てきたキャラメルマキアート
泡立ちのクリアさとか、キャラメルソースの香りが違う気がした
多分何を頼んでもホテルの52Fで出てきた◯◯、になって、どれも美味しかったに違いない
惜しむべきは本当に、本来は席の予約2時間ドリンクは90分フリーオーダーなのだけど、今日は都合上どちらも1時間なところか
僕は最初のゲイシャブロッサムとマキアート、3杯目にダージリンティーを頼んで終了となった。最後にホテル52Fで出てくるエスプレッソを試せなかったのが悔やまれる。きっとエスプレッソマシンも凄いやつがあったに違いない
お料理も、気づいたらまだ5つくらい残っている状態でウェイターさんに『そろそろお時間です』と声をかけられてしまった
今回、この場所を予約してくれて、一緒に行ったNさんとは1年ぶりの再会で、急に再開のチャンスが来たので声をかけたものの、ちょっと疲れ気味の僕は楽しく話せるか自信がなかったのだけど、全く杞憂だった。お互いカフェ好き甘いもの好き、テンションが上がってたわいもない話であっという間に1時間が過ぎてしまった
いつもは勿体なくてちびちび食べるスイーツも、この時ばかりは遠慮なくパクパクと食べるしかなくて、嬉しいやら悲しいやら
そんな感じで思いがけずアフターヌーンティーを初体験した週末だった
帰って調べていたら、このようにアフターヌーンティーを楽しむ事を『ヌン活』と呼ぶそうだ。物凄くシカみを感じたが、『サ活』みたいな流行りの造語なんだろうなと思いつつ
意外と野郎同士でもアフターヌーンティーは楽しめることがわかったので、機会があれば次のヌン活を楽しみたいと思う