-これまでのあらすじ-
2019年の7月、海の日を加えた3連休ということで、いざ人生2度目の九州へ
相棒はCB125Rくん
名門大洋フェリーならバイクの排気量によってフェリー代金が安くなるため、そして小排気量で遠出してみたいという野望のため旅立つ
天気は生憎だったが、九州のカルスト台地、平尾台や、ツイッターのフォロワーさんオススメの展望地を経由し、はるばる長崎県の西の街へとやってきたのだった
前回へのリンク
https://bluemily-forest.hatenadiary.jp/entry/2020/06/19/001335
2019年7月14日 AM6:00
『『『 洋 食 ! ! 』』』
昨日の晩ごはんも早かったが、この朝ごはんも早い時間だったので、きっと早寝早起きだった、多分、ちょっと覚えてないけど
今日のミッションは長崎県の最果ての1つ、生月島の大バエ灯台へ行き、20時に出港するフェリーに間に合うように門司へ帰ること
のんびりしていられる時間あるのか…??
ともあれ出港!じゃなくて出発!
お世話になった松浦市のホテルからは片道1時間ほどで着く予定とのこと
昨日ここに来るまでが半日くらいだったから、今日も昼ぐらいにこっちを出れば、フェリーには間に合うだろう
そう思うと結構余裕かも??
まずは写真に見える赤い橋を渡り、『平戸島』へと渡る
長崎県の北や西の方って細々とした島が連なっていて、橋で繋がっている島もあればそうでないものもある
そういう地形って中部にはないので、もっと時間をとって島を巡ってみたいところだなー
さくっと平戸島を通過し見えてきた青い橋を渡れば、最北西端の島、生月島
最果てですが道の駅があります!
この写真結構気に入ってる
言われなければ最果ての島に来てるって分かる人も少ないんだろうけど、自分はこれが最果てへの入口って分かってるからな…
とうとう来ちまったかー、なんて感慨にふけってた記憶
惜しむべくは積載もなんもしてない丸裸のバイクなので、見ようによってはただのツーリングしてるバイクなところ(笑)
生月島へ渡る橋から先端の大バエ灯台までは東西にルートがあるが、西側は有名なサンセットロードで夕暮れ時はそれはそれは綺麗らしい!
ツーリングマップルでもオススメされていたのでとりあえず西側ルートでいきます
牧場かな??
ねえ牛くん牛くん
天気は良くない
このあと野生のクジャクみたいなのが道路を歩いていて2度見した
牛もクジャクも帰りには居なくなっていた…
西側ルートは凄くいい道だった…
詳細は後ほど
そうしてあっと言う間についてしまった最果ての灯台、大バエ…!
最果ての駐車場や…(最果て最果て連呼して申し訳ない)
デン!
端っこにいる!!
掠れて読めない碑のような…
灯台の上から
断崖がみえる
かっこいい
緑に覆われた生月島
こういう端っこ系って、行った当の本人はもうそれはそれは胸がいっぱいというか、達成感というか、語彙力が低くてなんて言えばわからない感情で溢れてるんだけど、あとから人に伝えようとすると難しいですね…
当時見た最果ての空と海も、今見返してもただの空と海の写真ですからね…
こういうところにバイク乗り入れて写真撮りたいな
ともあれ、成し遂げたよ…
CB125Rで長崎県の最果ての島
僕のCB125Rは最果てを踏んだバイクなのだ…!
道の駅でちゃんと証明書買えます
『日本本土最西北端!!』
灯台を堪能したので引き返します
行きはすっ飛ばした西側ルートを少し紹介しようかと!
灯台付近
ゆったりと曲がり下りながら海を望む
なんとなく能登半島を思い出す景色
海側にぽつりと現れるお社
遠目ちょっと怖かったけど、近づくことはできた
空に伸びるような道
全体通してゆるやかなアップダウン
島の真ん中あたり
特に良いなと思った場所
景色の情報量が多い
切り立った崖、ゆるやかなカーブ、剥き出しの岩…
ここはツイッターのフォロワーさんも何人か写真を上げていて、見かけると毎回納得する
ここは本当にオススメしたい
トンネルより
雨上がりのしっとりとした雰囲気も悪くない
天気のおかげか貸し切りだし
行きで牛がいた場所からも海が見える
この生月島を含め、長崎のサンセットロードはわりと良く聞くので、いつかはその夕日を見てみたいところ
ありがとう生月島
道一つとっても密度の濃い場所だった…
平戸島にも川内峠という360度ビューの有名な場所があるので寄り道
この緑のお山を登る
天気が良ければどれほど遠くまで見られたのだろう
遮るものがないので風が吹き抜けて気持ちがいい
天気はどんよりだけど、気持ちは晴れ晴れってやつ
あとはちょこちょこ道の駅に寄りつつ、フェリーターミナルを目指す…
そういえば道中『冷水道路』『冷水トンネル』という実に涼しげな地名があったんだけど、全くそんなことはなくて、なんならトンネルはサウナだったので全然ちげーじゃねーか!とぼやいた記憶が
新門司のフェリー乗り場につくと、ツイッターのフォロワーさんのイケニタさんが凸してくれており、北九州でやり残した『焼きカレー』を戴くノルマを手伝ってくれることに!
と言う訳で門司港レトロという横浜のみなとみらい感のあるところに連れて行ってもらった
バナナマン!?
焼きカレー、うめっ!うめっ!
ありがとうイケニタさん!
CB125Rじゃ時間的に無理があったので、車を出してもらえて本当に助かりました!!
もらったお土産は船内で美味しくいただきました!!
そしてフェリーが出港する
さらば九州
ありがとう2度目の九州
また絶対来るからよ…(と言って半年後に本当にまた行くとはこのときは思ってもみなかった)
福岡から長崎を大移動した2日間だったけど、何だかんだ中身のある2日間だった気がする
高速乗れたらもう少し時間に余裕ができて、回れるところも増えたのかもしれないけど、今回のでそこまで物足りなさは感じなかった
締めはほろよい!
この日も甲板に長居しました
思えば行きも帰りもフェリーにはバイクが居たけど、道中は全くバイクと会わなかった
本当に地元の人が乗る原付きしか見てない
九州の北側は意外とツーリングの穴場なのかな??
フェリーに沢山いたバイクは何処へ行っていたのだろう…
でも他のバイクを見なかったおかげ、というのもおかしいかもしれないけど、CB125Rとふたり黙々と走って、静かな港町に泊まって、果ての島を独り占めして、今回も良い旅感だったんじゃなかろうか…!
CB125R
長旅ご苦労さま!!
まためっちゃ遠くへ行こうじゃないか!
(おわり)